受け攻めイベルダイナ S29 最高R195X/最終239位&第63回葉桜杯準優勝
※葉桜杯ではハピナスの持ち物が万能傘
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はじめに
どうも、青井くじらです。S29と第63回葉桜杯本戦で使用した構築を紹介します。
※葉桜杯出場時のことについては以下の記事にも書いています。
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構築経緯
ダイマックスなしで高い対面性能と詰ませ性能を両立できる2Wヘドロムゲンダイナ+ダイマックスを強く使えるイベルタルから組み始めた。ダイナで相手を削ったりダイマを切らせたりしてからイベルタルを通す、イベルタルで数的有利をとってからダイナで詰めるなど、動かし方に幅を持たせられる。
ムゲンダイナと相性がよいメタモンを採用。
イベルタルで初手ダイマからの詰め筋となれるハピナスとヌオーを採用。
ザシアン入りに初手イベルから入れるように物理受けはヌオー。
ムゲンダイナと選出したときにダイマできないと窮屈になりそうだったこと、ここまででゼルネアスが重いこと、受けミラーを考慮してラッキーではなくハピナス。
対面選出の選択肢を持っておきたかったので襷枠として対応範囲が広いマンムーを採用。
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できた並び
S29使用構築
第63回葉桜杯使用構築
※レンタルないです。
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コンセプト
・対面選出と受け選出の2パターンで対応
・先行ダイマからの逃げ切りと後発ダイマによる切り返しの2パターン
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個別解説
イベルタル@命の珠
性格:意地っ張り
特性:ダークオーラ
実数値:201-201(252+)-116(4)-x-118-151(252)
技構成:イカサマ / ダブルウイング / 鋼の翼 / 羽休め
調整意図:・AS振り切り
本構築の大エース。ほぼ全試合選出し、相当多くの試合でダイマックスをきった。
刺さっている構築には積極的に初手からダイマックスを切って数的有利を取りに行った。
バンギで止まらないのと、雨下のザシアンに高打点を出せるのが物理型の強み。
技構成は、タイプ一致技2つに加え、バンギラスやザシアンに打つ「ダイスチル」媒体の鋼の翼、ダイウォール媒体かつ体力管理のできる羽休め。この構築で使うなら変更の余地はほぼないと思う。
ムゲンダイナ@黒いヘドロ
S29使用個体
性格:臆病
特性:プレッシャー
実数値:241(204)-x-130(116)-166(4)-116(4)-190(180+)
技構成:ダイマックス砲 / 火炎放射 / コスモパワー / 自己再生
調整意図:・HP 16n+1 ・S 大体の意地ザシアンを抜けそうなライン ・B 余り
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第63回葉桜杯使用個体
性格:臆病
特性:プレッシャー
実数値:241(204)-x-146(244)-165-115-173(60+)
技構成:ダイマックス砲 / 火炎放射 / コスモパワー / 自己再生
調整意図:・HP 16n+1 ・S 準速エースバーン抜き抜き ・B 余り
2枚目の伝説枠。
相手の攻撃を複数回耐えつつ削りを入れる対面駒にもなれ、コスモパワー+自己再生で詰め筋にもなれる点を評価したので、ダイマックス砲採用の2ウエポン。
意地ザシアン抜けたほうが立ち回りが窮屈になりにくそうだったので、Sラインを伸ばした。191ザシアンまで抜いたほうがよさそう
最終日に結構火炎放射の火傷を引いてくれて偉かった。
マンムー@気合の襷
性格:意地っ張り
特性:鈍感
実数値:185-200(252+)-101(4)-x-80-132(252)
技構成:地震 / 氷柱針 / 氷の礫 / 堪える⇔岩石封じ
調整意図:・AS振り切り
対面選出を担える襷枠。伝説枠が何れもウーラオスに強めなので相性がいい。
技は、地震・氷柱針・氷の礫までは確定。ラストは、葉桜杯使用時は、出場者にホウオウを使ってくる人がそこそこ居そうだったので岩石封じ。S29は、受からない相手のダイマックスを強引に枯らせる堪える。ダイマをそこそこ誘発するポケモンであるので刺さるときは刺さった。構築単位でホウオウに対する打点が少ないので岩技でもよかったと思う。ステロや馬鹿力も候補。
メタモン@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:変わり者
実数値:155(252)-68-68-x-69(4)-110(252+)
技構成:変身
調整意図:・90属等のスカーフ判定ができる最速
ムゲンダイナのコスモパワーと相性がいいポケモン。
伝説枠2匹でしんどいゼクロムやゼルネアスに強めなのも評価点。
選出圧力があるのが偉い。
ハピナス@オボンのみ⇔万能傘
性格:図太い
特性:天の恵み
実数値:335(36)-x-68(252+)-95-183(220)-75
技構成:トライアタック / 火炎放射⇔シャドーボール / 瞑想 / 卵産み
調整意図:・よくあるやつの流用。調整が生きていたかは疑問。
特殊受け。ゼルネアスやアタッカームゲンダイナを見てもらった。選出画面にいるだけでも多分強い。
持ち物は、葉桜杯ではテンプレの万能傘だったが、カイオーガ入りにあんまり選出しなかったことと、ハピナスエアプ過ぎて対ゼルネアス時にプレミしまくったので、立ち回りに余裕を持てるオボンを最終的には使っていた。
技構成は、タイプ一致のトライアタック、ゼルネアスに抗うための瞑想、回復技の卵産みは確定。残り1枠は、ゼルネアスと同居していがちなネクロズマへの最低限の打点となり、ナットレイにも強く出られる火炎放射。
特性は天の恵みで使っていたが、構築単位でカバルドンが重いのと、受けミラーだと自然回復のほうが多分強いので自然回復も十分選択肢に入る。誰か、どっちがいいか教えてください…
ヌオー@食べ残し
性格:腕白
特性:天然
実数値:167(252)-87-124(252+)-x-71(4)-46
技構成:地震 / 欠伸 / 守る / 自己再生
調整意図:・HB振り切り
汎用物理受け。
ザシアンを安定して受けられるのがアイデンティティ…のはずだが、扱いに慣れていなさ過ぎて、ザシアン入りに数回しか選出していない上に体力管理が下手だった。それでも活躍したシーンはあったし、選出画面にいるだけで強いはずなのでまあ…
再生押すよりも欠伸連打で体力管理することを意識するといいらしい。
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各伝説に対して
ザシアン→普通に重いので対面選出時は複数体で見る。剣舞がなければダイナが強く出られる。
黒バド→イベル投げれば何とかなる。最悪メタモンでも何とかなる。
イベル→型がわからないと受からないので、対面選出。ダイナやマンムーでダイマックスを誘発しつつ削り、こちらのイベルタルの後発ダイマを通す。
カイオーガ→ダイナで詰ませるorイベルを通す。瞑想オーガはダイナで対応できないので、瞑想に合わせてイベルタルを投げ、ダイマを誘発してムゲンダイナに引いてイベルの後発ダイマを通す…みたいな感じでやってた。
ホウオウ→地味に重い。突破手段がかなり限られるので、イベルタルで積極的に数的有利を取りに行き、ダイナで詰ませる。数的不利とったらほぼ終わり。
ゼクロム→メタモンを確定選出。メタモンでゼクロムを流すor倒してからダイナで詰めるか、イベルの後発ダイマを通す。
日蝕ネクロ→イベルタルを確定選出。イベルとヌオーのセットで見るとかなり安定する。
ゼルネアス→メタモンorハピナスを確定選出。できるだけハピナスを出したい。
ムゲンダイナ→ハピナスをなるべく選出したい。ハピナスとダイナのセットでみると比較的安定。
ジガルデ→マンムーを大事にする。
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結果
TNポッター
最高 195X
最終 1909/239位
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おわりに
最終日の夕方まで沼っていたので1ロム特攻しました。順位を上げてからは100位台~200位台をうろうろしていました。自分より幾段も上のプレイヤーに相談に乗ってもらいながら組んだので、構築はそこそこ強いと思っていましたが、2桁順位が遠い…。葉桜負けた分ランクマで取り返したかったのに残念。
ここまでお読みいただきありがとうございました。何かあればコメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。