LiBornOFFⅡ オフレポ
どうも、青井くじらです。6月11日に東京で行われたLiBornOFFⅡに参加してきたので、オフレポを書いていきたいと思います。
以下常体。
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出発前
時は1か月ほどさかのぼってGW。TLにHazeとポケリーグオフの様子が流れてきて、対戦オフに参加してみたいなーって思っていた。そのころにLiBornOFFの告知があり、こちくんが参加するというのもあって参加を決定。
それから1か月弱して、オフの数日前。本オフは、過去のランクマルール全てが使え、シリーズ12は必須というレギュレーションだった。4つ以上のルールの構築を持ってきた人には、名札ストラップのプレゼントがあるとのことだったので、構築を4つ持っていくことに。自分が剣盾対戦をやり始めたのは、冠の雪原からなので、必然的に冠、竜王戦、ダイマなし竜王戦、伝説2体の4ルールの構築を持っていくことに決定。
で、構築の決定経緯が以下。
冠→S18でレート2000を達成したが、一発芸構築なのと準速以上のランドを切り気味の構築なので一から組みなおし。大会がいくつかあったので試運転はできた。
竜王戦→新しい構築を組む気力がなかったので、S24に100位台だったネクロズマ構築をほぼそのまま。サンダーの持ち物をスカーフ→嘴に変更。
ダイマなし→実績がないので一番悩んだが、適当にパワハムゲンダイナ軸で組んだ。
伝説2体→先月(S30)の構築が最も完成度と練度があるので一瞬で決定。
冠
ダイマなし
伝説2体
構築の完成度としては、伝説2体>>冠≧竜王戦>>>ダイマなし。
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当日
・移動
前日夜に多少用事があったので、当日入りすることに。
4時半に起床し、バス停へ。とりあえず時間通りにバスが来たことに安心しつつ乗車。色々あって新幹線のホームに到着。始発ののぞみは混んでいたので見送り、1本後ののぞみに乗車し、東京で山手線、巣鴨で都営三田線に乗り換えて志村三丁目駅へ。ブロックごとに受付時間の目安が設定されていたのだが、すこしゆっくり目に行ったらちょうどいい時間にグリーンカレッジホールに到着。自分のブロックにもすでに何人かが来ていた。
・~対戦前
対戦前に自己紹介の時間があったのだが、緊張も相まって滅茶苦茶早口になっていた気がする…。自己紹介後、こちくんがこちらに来てくれて初対面し、言葉を交わしたら時間になったので対戦スタート。
・対戦(午前)
・1戦目 シナモンさん 冠 勝ち
選出に迷ったが、エースバーンで荒らし、ランドロスを通して勝ち。
・2戦目 デコポンさん 伝説2体 負け
ケアしなければいけない相手の型をケアできない立ち回りをしてしまい負け。
・3戦目 みっち~さん 冠 負け
相手のサイクルを崩せず、逆にこちらが崩されて負け。サンダーもランドロスも通しにくそうだったので選出で頭を抱えていたが、エースバーンをもうちょっと丁寧に扱うべきだったかもしれない。
・4戦目 かなんさん 伝説2体 勝ち
初手からイベルタルで荒らし、逃げ切りを図った。かなんさんも上手く、もしかしたら捲られるかなという展開だったが、時間が間に合わないと降参をいただいた。
・5戦目 モミジさん 冠 負け
初手からアドバンテージをとれたが、こちらのダイマックスをうまく返されて負け。ランドロスが通りそうだったが、自慢の型に上手くやられた。この時点で3敗なので、もう1試合も落とせなくなった。
・6戦目 サンセベリアさん 伝説2体 勝ち
ムゲンダイナが初手からかなり仕事をしてくれ、最後にイベルタルを通して勝利。
・昼休憩
あらかじめこちくんと一緒に食べに行こうと話していたので、その通りにすることに。適当に歩きながら店を決めることにして、最終的にちょっと歩いてバーミヤンに入り、冷やし中華を注文。食べ始めてから暖かいメニューにすればよかったと少し後悔した…
食べ終わり、コンビニに寄ってから会場に戻ると、ちょうどいい時間だった。道中、こちくんから話振ってもらうことのほうが多かったかもしれない…
・午後
・7戦目 みやさん 伝説2体
構築単位でバカ重いポケモンが相手に2匹いたので頭を抱えていた。案の定テンポを握られたが、こちらが技を2連続でかわして巻き返した。が、最後は乱数に嫌われて負け。
・8戦目 ヒマラヤさん ダイマなし
今日唯一のシリーズ10。一番構築に自信がなかったが、メタモンが通って勝ち。
結果4勝4敗で予選4位でした。あと1勝したかった…
・サブイベント
予選後は、サブイベントのBクラストーナメントに参加することに。
・1回戦 るめいひゅーさん 伝説2体 勝ち
お互いに(多分)有効急所を当てる展開になったが、イベルタルを通して勝ち。
・2回戦 セナさん 伝説2体 負け
重いポケモンがいた上に、こちらの立ち回りもガバガバで負け。
やることがない間は、フレ戦したり、こちくんとスポナビ見たりしながら時間をつぶしていた気がする。
サブイベの決勝、決勝Tの3位決定戦、決勝といずれも見ごたえがあり、面白かった。生で上位プレイヤー同士の対戦を見るのは独特の面白さがあった。
オフが終わった後、キョウタさん、ととろさん、ゴンさんにご挨拶した。特にキョウタさんは葉桜杯や先々月のランクマッチで何回か対戦したこともあってご挨拶したかったのだが、サブイベで勝ち続けていた(当たり前)のもあって、タイミングをつかみ損ねていた。もうちょっと早く挨拶しておけばよかった…。あと、いなポケさんに声をかけていただいた。前期最終日に対戦したのを覚えていただいていたらしい。個人的にレンタルを使わせてもらったこともあり、気になっていた方だったので嬉しかった。
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おわりに
初めての対戦オフでしたが、色々な人と話すことができ、オフ特有の空気感みたいなのも味わえたので、非常に充実した時間でした。
過去ルールが使えるレギュレーションでしたが、冠と伝説2体ルールは人気でしたね。それ以外は結構ばらけていた印象。個人的にはかなり楽しめたルールでした。
対戦面で「ああしておけばよかったな~」みたいなのが多かった点だけ少し残念でした。
改めて、主催のぼんこふさん、スタッフの茶乃さん・大統領さん・あばたーさん・うぇぶりおさん・クリフとさん、関わってくださった皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました!
また対戦オフに参加したいですね~
S30使用構築 イベルダイナマンムー【最終78位/レート2007】
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はじめに
どうも、青井くじらです。ずっと目標にしていた最終2桁をS30で獲得できたので、構築を紹介します。
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構築経緯
当初はバドザシで噛み合いゲーをしていたが、1900近辺が限界だったため諦めることにし、ポテンシャルはあると感じていたS29の構築に微調整を加えることにした。
S29使用構築↓
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できた並び
※レンタルご自由にどうぞ
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コンセプト
・ザシアンに後手に回らない
・複数体の動きで相手に対応する
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個別解説
イベルタル@命の珠
性格:意地っ張り
特性:ダークオーラ
実数値:201-201(252+)-116(4)-x-118-151(252)
技構成:イカサマ / ダブルウイング / 鋼の翼 / 羽休め
調整意図:・AS振り切り
S29の流用。バンギラスを気にせずに選出やダイマックスできるのが物理型の強みで、どの構築に対しても通しに行くことができる。
体力を十分に残しながら加速し、上から「ダイスチル」を打つことでザシアンに勝つことができる。
S29に比べて羽休めを打つ機会は少なかったが、他に欲しい補助技もなかったので、この構築では多分この技構成が正解。「ダイスチル」と「羽休め」の相性も◎
記憶の範囲内では、最終日メインロムの18試合全てで選出し、ダイマックスはほぼすべてイベルタルで切った。
ムゲンダイナ@黒いヘドロ
性格:臆病
特性:プレッシャー
実数値:241(204)-x-128(100)-166(4)-116(4)-192(196+)
技構成:ダイマックス砲 / 火炎放射 / コスモパワー / 自己再生
調整意図:・HP: 16n+1
・HB: B+1時、特化ザシアンのA+1巨獣斬をヘドロ込みで2耐え
・HD: D+1時、臆病珠サンダーのダイジェットをヘドロ込みで2耐え
・S: 意地ザシアンを抜けそうなライン
2枚目の伝説枠。平均以上の技範囲と火力、優秀な耐性、素早さ、耐久を併せ持っているため、ダイマックスせずに広い対応範囲を持てる。
S29よりも素早さを伸ばしたが、多くのザシアンの上をとることができ、詰ませるor流すことができたので、この調整にして正解だったと思う。
相手にダイマックスを使わせながら大きな削りを入れられることが評価点の一つなので、「ダイマックス砲」の採用は確定。炎技は、ザシアンを2発で飛ばせる可能性があるなど与ダメージが大きいこと、やけどのスリップダメージがTODに有利に働くことなどを評価して「火炎放射」を採用している。
削り、詰ませと様々な役割を果たしてくれた。間違いなくこの構築の要(逆に、ムゲンダイナが出しにくい構築は展開が不利になりやすい)。
※追記
構築記事を読む限り、S192のザシアンが若干数いたので、BをSに1回してもよいかもしれません(特化ザシアンの巨獣斬がヘドロ1回込みで3/256で2発で落ちるようになる)。
マンムー@気合の襷
性格:意地っ張り
特性:鈍感
実数値:185-200(252+)-101(4)-x-80-132(252)
技構成:地震 / 氷柱針 / 氷の礫 / 雪雪崩
調整意図:・AS振り切り
対面選出を担う襷枠。多くの相手に一定の削りを期待できる技範囲が優秀。特に受けにくい相手に対して技が通りやすい。
技ついては、「地震」と「氷の礫」に加え、構築単位でやや重いミミッキュやジガルデに強い「氷柱針」と相手のダイマックスに対して削りの期待値が大きい「雪雪崩」を採用した。ホウオウに刺さる岩技やダイマックスターンを稼げる「堪える」を「雪雪崩」の代わりに採用するのもあり。
選出機会はかなり多かったが、期待通りの活躍だった。
メタモン@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:変わり者
実数値:155(252)-68-68-x-69(4)-110(252+)
技構成:変身
調整意図:・90属等のスカーフ判定ができる最速
ムゲンダイナのコスモパワーとの相性や、構築単位で重いイッシュ伝説に強いことを評価して採用。
相手にメタモン対策を強要できるのが強い。
襷も試したが、「イベルタル+ムゲンダイナ+襷枠」という選出を頻繁にする自分にとっては、相手に依存するポケモンであるメタモンは襷枠として汎用性が低く、サイクル介入できないのも気になったので大人しくスカーフ。
S29に比べるとベンチを温めることが多かったが、それでも他のポケモンでは代替できない必要枠。
ハピナス@オボンのみ
性格:図太い
特性:天の恵み
実数値:335(36)-x-68(252+)-95-183(220)-75
技構成:トライアタック / 火炎放射 / 瞑想 / 卵産み
特殊受け。こちらの伝説枠が隙を見せやすいゼルネアスやムゲンダイナ入りに対して選出したり、受けミラーでTOD有利を狙って選出したりした(裏を返せば、それ以外にはほとんど選出していない)。
カイオーガに対しては殆ど出さないので、持ち物は最も汎用性が高く、物理相手にも行動回数を増やせる可能性があるオボンを選択。
技は、回復技の「卵産み」、タイプ一致打点の「トライタック」に加え、ゼルネアスに負けないための「瞑想」と、役割対象と同居しがちな鋼タイプ(ネクロズマ、ナットレイなど)に負荷をかける「火炎放射」を採用した。
ヌオー@食べ残し
性格:腕白
特性:天然
実数値:202(252)-105-150(252+)-x-86(4)-55
技構成:地震 / 欠伸 / 守る / 自己再生
調整意図:・HB振り切り
汎用物理受け。
ザシアン入りにイベルタルを初手に置きたいときや、一部の日食ネクロズマ入りなどに選出するつもりだったが、なんと最終日1回も選出していない()。
それでも選出画面で相手に崩しを意識させられるのは強かったはず…(崩しのコマに対して、ムゲンダイナやイベルタルが強く出られることが多い)
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構築の要点
・勝ちルートの分散
イベルタルで崩してから対面駒で詰める、イベルタルで崩してから受け駒で詰ませる、ムゲンダイナでダイマックスを切らせてからイベルタルで詰めるなど、選出順番や選出駒によって幾つかの勝ちルートがある。相手の構築や立ち回りを見ながら、選出や立ち回りの段階で勝ち筋を選んで通しに行く。
この時、「殴って勝つ」という勝ち筋をなるべく追うように心がけた。受け駒(特にムゲンダイナ)で詰ませることは、非常に強力な勝ち筋であるが、常に追加効果や急所のリスクが付きまとうため、相手を倒しきれると踏んだら、なるべく「ダイマックス砲」や「火炎放射」で後続の圏内に入れることを優先した。
・複数体で相手を見る
ムゲンダイナやイベルタルは、単体で非常に強力なコマではあるが、対面ですべてのポケモンに安定するわけではない。相手の1匹或いは並びに対して、複数体で対応しようと意識した。例えば、剣の舞がないザシアンはムゲンダイナで詰ませられるが、剣の舞があると安定しないし、急所に当てられても負けてしまう。1匹で処理することだけを考えるのではなく、裏に襷マンムーやメタモンを置いておき、その圏内に入れるために火炎放射を1回打っておくことで、それらのケースにも対応しやすくなる。どの攻撃とどの攻撃を合わせて相手を倒すのか、という意識を強く持つようにしていた。
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重いポケモン
氷が一貫しているのでつらい。マンムーを合わせるか、イベルタルでダイマックスするか。
・キュレム、白バドレックス
氷の一貫があるのでつらい。上から役割集中で頑張る。
・ゼルネアス
身代わりがあったらメタモンで切り返せないし、ハピナスは急所あてられるとアウト
ステロあくびを阻止できない。
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選出
7割くらいイベルタル+マンムー+ムゲンダイナで投げていた。メタモンが特別刺さっている場合はマンムーの代わりにメタモン。
ザシアン入りはムゲンダイナかマンムーからスタート。
ザシアンがいない場合、イベルタルで数的有利をとって詰められそうなら初手からイベルタルを投げた。
ムゲンダイナ入りにはなるべくハピナスを、ゼルネアス入りにはハピナスかメタモンを、ゼクロム入りにはメタモンを投げる。
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終わりに
ちょうど一年前に2000をとってからずっと目標にしてきた最終2桁順位を達成できて嬉しいです。2桁順位が確定したところで保存したので、次はここから勝つことを目標に頑張ります。2ロムあれば片方保存できたんですけどね…
ここまでお読みいただきありがとうございました。何かあればコメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。
受け攻めイベルダイナ S29 最高R195X/最終239位&第63回葉桜杯準優勝
※葉桜杯ではハピナスの持ち物が万能傘
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はじめに
どうも、青井くじらです。S29と第63回葉桜杯本戦で使用した構築を紹介します。
※葉桜杯出場時のことについては以下の記事にも書いています。
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構築経緯
ダイマックスなしで高い対面性能と詰ませ性能を両立できる2Wヘドロムゲンダイナ+ダイマックスを強く使えるイベルタルから組み始めた。ダイナで相手を削ったりダイマを切らせたりしてからイベルタルを通す、イベルタルで数的有利をとってからダイナで詰めるなど、動かし方に幅を持たせられる。
ムゲンダイナと相性がよいメタモンを採用。
イベルタルで初手ダイマからの詰め筋となれるハピナスとヌオーを採用。
ザシアン入りに初手イベルから入れるように物理受けはヌオー。
ムゲンダイナと選出したときにダイマできないと窮屈になりそうだったこと、ここまででゼルネアスが重いこと、受けミラーを考慮してラッキーではなくハピナス。
対面選出の選択肢を持っておきたかったので襷枠として対応範囲が広いマンムーを採用。
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できた並び
S29使用構築
第63回葉桜杯使用構築
※レンタルないです。
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コンセプト
・対面選出と受け選出の2パターンで対応
・先行ダイマからの逃げ切りと後発ダイマによる切り返しの2パターン
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個別解説
イベルタル@命の珠
性格:意地っ張り
特性:ダークオーラ
実数値:201-201(252+)-116(4)-x-118-151(252)
技構成:イカサマ / ダブルウイング / 鋼の翼 / 羽休め
調整意図:・AS振り切り
本構築の大エース。ほぼ全試合選出し、相当多くの試合でダイマックスをきった。
刺さっている構築には積極的に初手からダイマックスを切って数的有利を取りに行った。
バンギで止まらないのと、雨下のザシアンに高打点を出せるのが物理型の強み。
技構成は、タイプ一致技2つに加え、バンギラスやザシアンに打つ「ダイスチル」媒体の鋼の翼、ダイウォール媒体かつ体力管理のできる羽休め。この構築で使うなら変更の余地はほぼないと思う。
ムゲンダイナ@黒いヘドロ
S29使用個体
性格:臆病
特性:プレッシャー
実数値:241(204)-x-130(116)-166(4)-116(4)-190(180+)
技構成:ダイマックス砲 / 火炎放射 / コスモパワー / 自己再生
調整意図:・HP 16n+1 ・S 大体の意地ザシアンを抜けそうなライン ・B 余り
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第63回葉桜杯使用個体
性格:臆病
特性:プレッシャー
実数値:241(204)-x-146(244)-165-115-173(60+)
技構成:ダイマックス砲 / 火炎放射 / コスモパワー / 自己再生
調整意図:・HP 16n+1 ・S 準速エースバーン抜き抜き ・B 余り
2枚目の伝説枠。
相手の攻撃を複数回耐えつつ削りを入れる対面駒にもなれ、コスモパワー+自己再生で詰め筋にもなれる点を評価したので、ダイマックス砲採用の2ウエポン。
意地ザシアン抜けたほうが立ち回りが窮屈になりにくそうだったので、Sラインを伸ばした。191ザシアンまで抜いたほうがよさそう
最終日に結構火炎放射の火傷を引いてくれて偉かった。
マンムー@気合の襷
性格:意地っ張り
特性:鈍感
実数値:185-200(252+)-101(4)-x-80-132(252)
技構成:地震 / 氷柱針 / 氷の礫 / 堪える⇔岩石封じ
調整意図:・AS振り切り
対面選出を担える襷枠。伝説枠が何れもウーラオスに強めなので相性がいい。
技は、地震・氷柱針・氷の礫までは確定。ラストは、葉桜杯使用時は、出場者にホウオウを使ってくる人がそこそこ居そうだったので岩石封じ。S29は、受からない相手のダイマックスを強引に枯らせる堪える。ダイマをそこそこ誘発するポケモンであるので刺さるときは刺さった。構築単位でホウオウに対する打点が少ないので岩技でもよかったと思う。ステロや馬鹿力も候補。
メタモン@拘りスカーフ
性格:陽気
特性:変わり者
実数値:155(252)-68-68-x-69(4)-110(252+)
技構成:変身
調整意図:・90属等のスカーフ判定ができる最速
ムゲンダイナのコスモパワーと相性がいいポケモン。
伝説枠2匹でしんどいゼクロムやゼルネアスに強めなのも評価点。
選出圧力があるのが偉い。
ハピナス@オボンのみ⇔万能傘
性格:図太い
特性:天の恵み
実数値:335(36)-x-68(252+)-95-183(220)-75
技構成:トライアタック / 火炎放射⇔シャドーボール / 瞑想 / 卵産み
調整意図:・よくあるやつの流用。調整が生きていたかは疑問。
特殊受け。ゼルネアスやアタッカームゲンダイナを見てもらった。選出画面にいるだけでも多分強い。
持ち物は、葉桜杯ではテンプレの万能傘だったが、カイオーガ入りにあんまり選出しなかったことと、ハピナスエアプ過ぎて対ゼルネアス時にプレミしまくったので、立ち回りに余裕を持てるオボンを最終的には使っていた。
技構成は、タイプ一致のトライアタック、ゼルネアスに抗うための瞑想、回復技の卵産みは確定。残り1枠は、ゼルネアスと同居していがちなネクロズマへの最低限の打点となり、ナットレイにも強く出られる火炎放射。
特性は天の恵みで使っていたが、構築単位でカバルドンが重いのと、受けミラーだと自然回復のほうが多分強いので自然回復も十分選択肢に入る。誰か、どっちがいいか教えてください…
ヌオー@食べ残し
性格:腕白
特性:天然
実数値:167(252)-87-124(252+)-x-71(4)-46
技構成:地震 / 欠伸 / 守る / 自己再生
調整意図:・HB振り切り
汎用物理受け。
ザシアンを安定して受けられるのがアイデンティティ…のはずだが、扱いに慣れていなさ過ぎて、ザシアン入りに数回しか選出していない上に体力管理が下手だった。それでも活躍したシーンはあったし、選出画面にいるだけで強いはずなのでまあ…
再生押すよりも欠伸連打で体力管理することを意識するといいらしい。
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各伝説に対して
ザシアン→普通に重いので対面選出時は複数体で見る。剣舞がなければダイナが強く出られる。
黒バド→イベル投げれば何とかなる。最悪メタモンでも何とかなる。
イベル→型がわからないと受からないので、対面選出。ダイナやマンムーでダイマックスを誘発しつつ削り、こちらのイベルタルの後発ダイマを通す。
カイオーガ→ダイナで詰ませるorイベルを通す。瞑想オーガはダイナで対応できないので、瞑想に合わせてイベルタルを投げ、ダイマを誘発してムゲンダイナに引いてイベルの後発ダイマを通す…みたいな感じでやってた。
ホウオウ→地味に重い。突破手段がかなり限られるので、イベルタルで積極的に数的有利を取りに行き、ダイナで詰ませる。数的不利とったらほぼ終わり。
ゼクロム→メタモンを確定選出。メタモンでゼクロムを流すor倒してからダイナで詰めるか、イベルの後発ダイマを通す。
日蝕ネクロ→イベルタルを確定選出。イベルとヌオーのセットで見るとかなり安定する。
ゼルネアス→メタモンorハピナスを確定選出。できるだけハピナスを出したい。
ムゲンダイナ→ハピナスをなるべく選出したい。ハピナスとダイナのセットでみると比較的安定。
ジガルデ→マンムーを大事にする。
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結果
TNポッター
最高 195X
最終 1909/239位
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おわりに
最終日の夕方まで沼っていたので1ロム特攻しました。順位を上げてからは100位台~200位台をうろうろしていました。自分より幾段も上のプレイヤーに相談に乗ってもらいながら組んだので、構築はそこそこ強いと思っていましたが、2桁順位が遠い…。葉桜負けた分ランクマで取り返したかったのに残念。
ここまでお読みいただきありがとうございました。何かあればコメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。
S28使用構築 海神デュエット【瞬間R1993 / 最終220位】
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はじめに
どうも、青井くじらです。S28で使用した構築を紹介します。
(第60回葉桜杯で使用した構築と同じ軸です。)
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構築経緯
メタモンに切り返されるリスクが低い積みエースを使いたいと思い、ルギアに着目した。カイオーガなどを起点にできるポケモンではあるが、追加効果のリスクを下げるためには遂行速度を落とすべきではないと思ったのでCSベース。イベルや黒バドにも抗え、オーガなどを起点にしやすい弱点保険での採用とした。
次にもう1匹の伝説を考えた。カバ等のステロ撒きや、ルギアで突破が難しいテッカグヤに対して明確に強い点、ザシアンに弱くない点、非ダイマックスで動かしやすい点を評価してカイオーガを採用。ルギアのサポートができるように耐久ベースの電磁波持ちとした。
伝説枠2匹に電気が一貫するので、地面枠を採用したいと考えた。伝説枠2匹にはない瞬間火力を物理打点で出せること、ザシアンに対面勝てることを評価して命の珠霊獣ランドロスを採用した。
ルギアやランドロスなどのエースを着地させる上で、場を荒らせたり、相手の選出を割り出したり、面倒な受け駒を強引に削ったりできるカムラミミッキュを採用。ジガルデを流すことができるのも評価点。
2枚目の初手要員として、見た目上サンダーやザシアンに圧がかかり、初手ダイマを往なしたり対面操作ができたりする襷ダルマモードガラルヒヒダルマを採用。
受け駒を出されるとルギアの展開が阻害されるため、選出画面でけん制できるゴチルゼルを採用。
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できた並び
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コンセプト
・取り巻きで場を整えながらルギアかランドロスを通す
・相手の認識とこちらの認識のズレをうまく利用する。
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個別解説
ルギア@弱点保険
性格:臆病
特性:マルチスケイル
実数値:191(76)-x-150-137(212)-174-173(220+)
技構成:エアロブラスト / 大地の力 / 自己再生 / 瞑想
調整意図:・HP16n-1 ・準速エースバーン抜き抜き(ムゲンダイナ意識)
本構築の軸。
カイオーガなどを起点に裏のザシアンまで貫くことができる。
雷麻痺などの試行回数を極力減らすため、できる限り火力に割いた。素早さはもう少し落としてもいいかもしれない。
技は、火力重視のダイジェット媒体「エアロブラスト」、ザシアンに有効でダイマ時のD上昇も優秀な「大地の力」、回復ソースの「自己再生」、積み技の「瞑想」で完結していると思う。
弱点保険を持つことで積んでいなくてもダイマックスで相手とそこそこ撃ち合える。
雷一発麻痺はやめてください。
カイオーガ@オボンのみ
性格:控え目
特性:あめふらし
実数値:207(252)-x-141(244)-187(+)-160-112(12)
技構成:波乗り / 雷 / 絶対零度 / 電磁波
調整意図:・麻痺したフェローチェ抜き
※どこかの記事からパクった調整ですが参考元失念。
ルギアの相方として選択した伝説枠。ルギアで相手したくないポケモンに対して明確に強い。
ここまで耐久に振ることでザシアンに対してほぼ行動保証が付く。
技に関しては、焼きたい場面より火力が欲しい場面が多かったので「波乗り」をメインウエポンとし、水タイプに通る「雷」、エースのサポートができる「電磁波」は確定。ラスト1枠は、ランドロスを選出できないときでも特殊受けを崩せる手段として「絶対零度」とした。冷凍Bが欲しい場面はほぼなかった。
カイオーガというポケモンは圧力がめちゃくちゃ高いので下手な引きを許さない上にダイマックスを誘いやすく、そこに対して想定外の耐久+電磁波は刺さりが良かったと思う。
ランドロス@命の珠
性格:陽気
特性:威嚇
実数値:165(4)-197(252)-110-x-100-157(252+)
技構成:地震 / 空を飛ぶ / 地震 / 剣の舞
調整意図:・AS振り切り ・最速
本構築のエースその2
電気の一貫を切りつつ、上記2匹では出すことができない瞬間的な物理高打点を持つポケモン。
対面でザシアンをちゃんと倒せるのが偉い。
相手のカバルドンの吹き飛ばし時に出しゃばらないでほしかった。
ミミッキュ@カムラのみ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:132(12)-168(244)-100-x-125-162(252+)
技構成:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
調整意図:・HP身代わり+呪いでカムラのみ発動
初手に出して荒らしたり、ジガルデやルギアに投げて流したりする枠。
今期は初手のミミッキュ=電磁波というイメージが強かったようで、サンダーや地面タイプを後投げされることが多く、そこに対して呪い身代わりが刺さっていた。
初手対面を17分位続けて、試合終了間際に隠していたダイフェアリーで1匹飛ばしてTOD勝ちみたいなのも複数回やった。
Gヒヒダルマ@気合の襷
性格:陽気
特性:ダルマモード
実数値:180-192(252)-75-x-76(4)-161(252+)(通常時)
技構成:氷柱落とし / 炎のパンチ / 岩石封じ / 欠伸
調整意図:・AS振り切り ・B<D
襷枠。初手に出して初手ダイマを腐らせたり、対面操作をしたりする。
このポケモンも圧力が非常に高いのでダイマックスを誘発しやすく、そこに対して岩石封じ→欠伸と動くことができる。(例えばサンダーに対しては岩石封じから入ることで多くの行動に最低限対応できる)
技は、上記の動きができる「岩石封じ」「欠伸」、メインウェポンの「氷柱落とし」は確定。残り1枠はダルマモード時に命中安定タイプ一致で打て、ザシアンへの打点となる「炎のパンチ」とした。「地震」でもいいと思う。
ゴチルゼル@カゴのみ
性格:穏やか
特性:かげふみ
実数値:177(252)-x-116(4)-115-178(252+)-85
技構成:アシストパワー / コスモパワー / 眠る / 身代わり
調整意図:・HD振り切り
受けポケモンが若干重たく、特にコスパダイナが怪しいと思ったので採用。
ほぼ見せポケ。受け以上に重すぎるやつがいたのでこの枠は変えるべきだった。
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選出
初手に(ミミッキュorヒヒダルマ)+裏に(カイオーガ、ランドロス、ルギアから2)
が多かった。
呪いによる流しを行いたい場合はミミッキュを裏に置くこともあった。
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重いポケモン
・ゼルネアス
重すぎてヤバイ。
ランドロスを先に展開するしかありません。最終日結構当たってほぼ負けた。
・ステロ+黒バド
ステロ撒かれるとルギアの性能が落ちるのでしんどい。
最終盤みんなちゃんとカバルドン出してきたのできつかった。
他にもいろいろ欠陥ありますが特に顕著なのはこの辺り。
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結果
メインロム
TNポッター
瞬間最高レート1993 最終1926 / 244位
サブロム
TNグントラム
瞬間最高レート198Xとか 最終1936 / 220位
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Special Thanks
一緒にハイドラマッチ出てくれたアイコさんとよっちーさん
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おわりに
3月は時間があり、ランクマッチに力を入れることができ、葉桜杯本戦出場の機会にも恵まれましたが、目標としていた最終2桁に及ばず悔しい限りです。
最後1~2時間は全然勝てる気がしなくて溶かしてしまいました。
剣盾のうちに最終2桁に入れるように精進します。
質問などあればコメントまたはTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。
S26使用構築 猪突猛進ムゲンカグヤ【最終432位】
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はじめに
こんにちは、青井くじらです。今期もダメでしたが、記録として簡単に残しておこうと思います。
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構築経緯
ザシアン軸に対して後手に回らない禁止伝説を使おうと考え、優秀な技範囲と対面性能を有するムゲンダイナを使ってみることにした。一貫した行動をとりやすく、足りない火力を補えるメテオビーム型。
ムゲンダイナと補完がとれている駒として採用。特殊受けを崩せそうで、ダイマックス性能の高い物理珠型とした。
上記のアタッカーを展開するうえで初手役が欲しかったので襷ステロランドロスを採用。
ここまでの3匹を基本選出として考えた。
上3匹がダイマックスドラパルトで崩壊するため、ドラパルトとダイマックスの打ち合いで勝て、ザシアン軸に通せる駒として、使い慣れている嘴サンダーを採用。
ここまでで受け寄りの構築に対する対抗策がないため、2枚目の初手要員を兼ねて使い慣れているカムラミミッキュを採用。
当初は、ぜルネ黒バド日ネクに雰囲気強そうなチョッキウインディを採用したが、耐久振り黒バドが怪しかったのでチョッキナットレイに変更。その後、ゼルネがほかの駒で何とかなりそうだったこと、黒バドが少ないこと、ラッキーの突破手段を増やしたいことなどを踏まえ、ボディプレス持ちのナットレイを採用した。ダイマックスしてもそこそこ強いのも評価ポイント。
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できた並び
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コンセプト
・サンダーザシアンに対する安定行動でゲームを作る
・初手に出すポケモンで場を整え、後ろのアタッカーを対面的に展開して押し切る
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個別解説
ムゲンダイナ@パワフルハーブ
性格:控え目
特性:プレッシャー
実数値:219(28)-x-116(4)-216(252+)-117(12)-177(212)
技構成:ダイマックス砲 / ヘドロ爆弾 / 火炎放射 / メテオビーム
調整意図:・火力意識でC特化 ・DL対策のB<D ・HAザシアン意識のS177
構築の始点。メテオビームが安定行動になりやすいのがこの型の良いところ。
サイクルを回すことを想定していない本構築においては技範囲を広げたほうが良いと思ったのでフルアタの構成。調整はテキトー。
一貫が取れれば目の前に通る技を打つだけで勝った試合もそこそこあった。
多分だけどメテオビーム打てる場面は温存せずに打っていい気がする。
テッカグヤ@命の珠
性格:意地っ張り
特性:ビーストブースト
実数値:173(4)-168(252+)-123-x-121-113(252+)
技構成:空を飛ぶ / ヘビーボンバー / 岩雪崩 / 地震
調整意図:・AS振り切り
ムゲンダイナとの相性補完に優れるダイマックスエース。
特殊受けで止まるのが嫌だったので物理型。
技は、タイプ一致技2つに加えて、サンダーに打てる「岩雪崩」とザシアンに対する最大打点の「地震」の4つ。補助技が欲しいときもあったが、切れる技がない。
ランドロス@気合の襷
性格:陽気
特性:威嚇
実数値:165(4)-197(252)-110-x-100-157(252+)
技構成:地震 / 岩石封じ / 自爆 / ステルスロック
調整意図:・カイオーガのスカーフ判定等を考慮し最速
初手に出してステロ撒くやつ。ガブリアスと迷ったが、裏にダイナがいるためウーラオスのケアを厚くする必要がないこと、ガブリアスがエースバーンに起点にされるとしんどいことを考慮してランドロス。サンダーの上から動けないことだけが少々気になった。
サンダー@鋭い嘴
性格:臆病
特性:静電気
実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-177(252+)
技構成:10万ボルト / 暴風 / 熱風 / 羽休め
調整意図:・CS振り切り
ドラパルトと撃ち合うことができ、ザシアンにも一貫する駒が欲しかったので使い慣れている嘴サンダーを採用。前期ほどは選出していないが、サンダーなので弱いはずはない。
ミミッキュ@カムラのみ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:132(12)-168(244)-100-x-125-162(252+)
技構成:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
調整意図:・身代わり+呪いでカムラのみが発動
まさかの3期連続登板の初手要員2枚目。特定の伝説や受け寄りの構築を雑に荒らしてもらう役。そこそこやれるポケモンだが、このポケモンを採用するとアタッカーミミッキュを採用できないのがネック。
ナットレイ@食べ残し
性格:呑気
特性:鉄のとげ
実数値:181(252)-114-201(252+)-x-137(4)-22(-)
技構成:ジャイロボール / 宿木の種 / ボディプレス / 鉄壁
調整意図:・HB振り切り ・最遅
ラッキーに大量のレートを献上したので最終日朝方に急遽召喚。ザシアンにちゃんと出せるのが偉い。最後数時間の採用なので語れることはあんまりない。
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選出
初手にミミッキュかランドロスを置き、裏にそれ以外の4匹から2匹を選ぶのが基本。
一番左が初手。カッコ内は、左から選出が多かった順です。
・対ザシアン軸
ランドロス+ムゲンダイナ+(テッカグヤorサンダーorナットレイ)
・対カイオーガ軸
・対イベルタル軸
・日食ネクロズマ軸
HBナットレイは採用して以降マッチングせずなので選出無
・黒バドレックス軸
ミミッキュ+ムゲンダイナ@1
@1は、チョッキナットやチョッキウインディを選出していたが、HBナットレイ採用以降は確かマッチングせず。
バドレックス以外にはムゲンダイナの通りがいいので頑張る。
・ムゲンダイナ軸
・ゼルネアス軸
ゼルネに積む隙を与えなければ意外といける。
・ジガルデ軸
多分有利寄りの構築だが、大体技外しとか2連痺れで捲られる。
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結果
TNポッター
最高 191Xとか/250位
最終 1881/432位
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おわりに
31日の22時頃に200番台につけられていたので、行けるかなと思ったけどダメだった。
正直運も悪い寄りだったが、上振れないと100位台とかには行けないのが実力。
ご覧いただきありがとうございました。
何かありましたら、コメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。
S25 退化ネクロエスバサンダー【最終810位】
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はじめに
明けましておめでとうございます。青井くじらです。S25は28日に撤退しましたが、一応最終3桁だったので、簡単に記事を残しておこうと思います。
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構築経緯
時間がない中でネクロズマ以外の伝説も少し触りはしたが、ネクロズマほど多くの相手と撃ち合い得る伝説が見つからなかったので、前期の構築をいじることにした。
軸なので続投。相変わらず欠伸展開が重いので持ち物も引き続きラムのみ。
必要な要素を持つステロ撒きとして代わりがいないため続投。
ネクロズマが苦手な伝説枠と撃ち合えるアタッカーにいったん変えてみたものの、構築単位で詰まされる相手が増えてしまうことと、ミミッキュなしでもある程度パワーのある対面選出が一応可能であったため、前期のカムラ型で続投
後述するが、サンダーをよりダイマックスを強く扱える型に変更したために、選出率が落ちたので、変更を検討したものの、サンダーに相手の鋼を一任することになり、困ることが多かったので続投。
前期はスカーフ型だったが、こだわっているために鋼飛行勢やナットレイに強く出られなかったり、サンダーでダイマックスを切らないと撃ち合えないポケモンが一定数いたにもかかわらず、ダイマックス時の火力が不足していたりすることが気になったので、嘴に変更。
前期はオーロンゲだったが、黒バド以外に出せないので汎用性を求めて変更。いろいろ試したけど、しっくりくるポケモンは見つからず。最終的には構築単位で重いエースバーンの初手ダイマを抑制できそうで、気持ちイベルタルや黒バドとも撃ち合えなくはなく、ネクロズマがやや手こずるヌオーに勝てる草結び持ちのチョッキランドロスを採用した。
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できた並び
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コンセプト
初手に出すポケモンで場を整え、後ろのアタッカーを対面的に展開して押し切る
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個別解説
日食ネクロズマ@ラムのみ
性格:意地っ張り
特性:プリズムアーマー
実数値:173(4)-229(252+)-147-x-129-129(252)
技構成:メテオドライブ / サイコファング / 地震 / 龍の舞
調整意図:・AS振り切り
前期とまったく同じ型。
イベルオーガが環境に多く、選出できないことも多かった。ドラパルトが増えていたのも向かい風で、龍の舞を積んで上から制圧、という動きが取れないことも多かった。それでも展開次第で非常に多くのポケモンを相手できる強さは相変わらずだった。
ガブリアス@気合の襷
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値:183-182(252)-115-x-106(4)-169(252+)
技構成:地震 / スケイルショット / 岩石封じ / ステルスロック
調整意図:・AS振り切り
前期とまったく同じ。初手要員①。
初手サンダーに対応できる、ザシアンと1対1交換以上をとれる、ウーラオスの上から動けるなど、欲しい要素を併せ持っているので、前期と同じコンセプトでネクロズマを軸にする以上変更の余地はなかったと思う。
素の素早さと、2つの素早さ操作技の存在により、基本的に相手の動きを1ターンみられる猶予があるので、相手の型や動きを確認してから動けるのが強い。
いつも70-80点くらいの仕事をしてくれるイメージ。
ミミッキュ@カムラのみ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:132(12)-168(244)-100-x-125-162(252+)
技構成:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
調整意図:・身代わり+呪いでカムラのみが発動
前期とまったく同じ。初手要員②。
本当はアタッカーミミッキュを採用してなんやかんや打ち合ってもらいたかったのだが、このポケモンがいないと受け寄りの構築等に大きく不利をとるため、続投せざるを得なかった。
ダイマックスのタイミングを間違えなければ、イベループはこいつ1体で半壊させられる。
前期上位の方が使っていたイバンミミッキュの流行で、この技構成の警戒が薄くなっていた説はある。
エースバーン@命の珠(キョダイマックス個体)
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155-184(252+)-95-x-96(4)-171(252)
技構成:火炎ボール / 飛び膝蹴り / 飛び跳ねる / 不意打ち
調整意図:・AS振り切り ・DL対策のB<D
本構築第3のエース。
前期に比べてサンダーの選出率が上がり、サンダーにダイマックスを切る試合が増えたため、それに伴って選出率が落ち、1回試しに構築から外したものの、相手の鋼やポリ2がきつく、困ることが多かったのでカムバック。
ある程度広い範囲と撃ち合え、非ダイマックスでも高火力が出せるのは強い。
サンダー@鋭い嘴
性格:臆病
特性:静電気
実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-177(252+)
技構成:ボルトチェンジ / 暴風 / 熱風 / 羽休め
調整意図:・CS振り切り
前期から型を変更した枠。
前期はスカーフだったが、ダイマックス時の打ち合いにより強くしたかったのと、こだわっているが故に相手の鋼が面倒になるケースがそこそこあるのが気になったので、嘴を持たせた。結果、ネクロズマを出さなくてもパワーがあり勝つ汎用性ある選出を組めるようになり、選出率が大きく上がった(多分1位)ので正解だったと思う。
技構成は、ナットレイを焼きたいのと、ダイウォールが欲しいので、電気技 / 暴風 / 熱風 / 補助技 の構成にすることは確定。電気技は、やや守り寄りのサイクルに対するプランを増やしたかったのでボルトチェンジとしたが、カイオーガやイベルタルに暴風でつっぱらざるを得ない場面がそこそこあったので諸説。羽休めもあまり打たなかったので、怪電波とか電磁波のほうがよかった気がする。
静電気で拾った試合は少ないが、S判定が必要だった場面も記憶にないので特性は諸説。
ランドロス@突撃チョッキ
性格:陽気
特性:威嚇
実数値:165(4)-197(252)-110-x-100-157(252+)
技構成:地震 / 空を飛ぶ / 岩石封じ / 草結び
調整意図:・ザシアン軸と黒バド軸に通せるよう最速
検討の余地しかない迷走枠。最も大きな採用理由は、相手のエースバーンが重かったため。信用してなかったのもあってあまり選出していない。
使い慣れてなさすぎることもあって、殆ど活躍しなかった。思っていたよりも対応範囲が広く浅いポケモンだったので、汎用性を落としても、上5体できついポケモンに安定するピンポイント気味のポケモンを採用すべきだった気がする。
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選出
初手にミミッキュかガブリアスを置き、裏にそれ以外の4匹から2匹を選ぶのが基本。
一番左が初手。カッコ内は、左から選出が多かった順です。
・対ザシアン軸
ガブリアス+ネクロズマ+(サンダーorエースバーンorランドロス)
・対カイオーガ軸
ガブリアス+サンダー+エースバーン
・対イベルタル軸
ミミッキュ+(サンダーorエースバーンorランドロスから2)
・日食ネクロズマ軸
・黒バドレックス軸
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反省
良かった点
・サンダーの型変更により、ネクロを外した選出のパワーが向上。それに伴い前期に比べてカイオーガ軸に勝てるようになった。
課題点
・ランドロスの枠が何か違う。
・ザシアン軸にS24ほど勝てなくなった。
要因
・ドラパルトがきつい(ネクロでもエースバーンで相手したくない)
・カバルドンが重い(相手がうまいとラム持ってても寝かされる)
・初手ダイマサンダーに対してステロを撒けないため、ネクロが悪ウーラで止まる。
⇒サンダーかエースバーンを通すことになるので選出合わせないときつい。
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結果
TNポッター
最高 19チャレか19チャレチャレ
最終 1836/810位
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おわりに
S24よりも勝てなくて悔しいです。
1月はテストやレポートに追われていそうなので、1から構築作るのかなり厳しそうですが、時間があったら月末やりたいなと思ってます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
何かありましたら、コメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。
S24使用構築 ネクロエスバサンダー【最終179位】
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はじめに
お久しぶりです。青井くじらです。S24で久しぶりにまずまずの結果を残すことができたので、自分の思考整理もかねて構築記事を書きたいと思います。最後までお読みいただければ幸いです。
※思考を言語化しようとした結果かなり長い記事になってしまったので、概要だけ見たいという方は、並び・コンセプト・個別の技と実数値・選出立ち回りの冒頭だけご覧ください。
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構築経緯
ザシアン軸を触っていたところ5桁をさまようことになったので、S17で最終3桁に残れたネクロズマ軸をとりあえずそのまま試運転してみた。
まず、当時の採用経緯は(確か)以下の通り。
ネクロズマを使いたいと思い、構築記事を漁ったところ、こちらの記事(無断転載なので問題があれば削除します)が自分に合っていると感じたので、より対面的、直線的な動きができるように魔改造しいじった。
ネクロの努力値をAS振り切りにしたこと以外は原案をパクった。
ネクロズマが襷持ち(特に悪ウーラオス)で止まってしまわないように、ステロ撒きとして採用。原案は襷ランドロスだったが、相手のウーラオスが水でも悪でも行動保証があること、サンダーに加速を許さないこと、鮫肌による襷ケアができることを評価してガブリアスとした。
ネクロズマが不利をとる伝説ポケモンである黒バドレックスとイベルタルに強そうで、先制技があり腐りにくそうな駒として採用。壁貼りに見えたらラッキーくらいに考えていた。
ここまで物理アタッカー5枚なので、最後の枠は特殊アタッカーにしようと考えた。ネクロズマが不利をとるナットレイやテッカグヤに強く、非ダイマ時のスイーパー性能とダイマックス性能を兼ね備え、ネクロズマが苦手なカイオーガに最低限仕事ができることを評価し、スカーフサンダーを採用した。
以上がS17の構築経緯。
オーガ黒バドイベル(特にオーガ)が重かったので、今期は珠ミミッキュを採用したり、オーロンゲの枠をカイオーガに強い駒に変えたりしたものの、しっくり来なくて悩んでいた。しかし、最終日夜に、ネクロズマをカイオーガ入りに選出できることに気が付いたので、黒バドイベルに強いロンゲを再投入して構築の完成とした。
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できた並び
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コンセプト
初手に出すポケモンで場を整え、後ろのアタッカーを対面的に展開して押し切る
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個別解説
日食ネクロズマ@ラムのみ
性格:意地っ張り
特性:プリズムアーマー
実数値:173(4)-229(252+)-147-x-129-129(252)
技構成:メテオドライブ / サイコファング / 地震 / 龍の舞
調整意図:・AS振り切り
構築の軸にして絶対的エース。
全抜き性能が高い龍の舞型で採用。
原案では努力値配分がやや細かかったが、ウオノラゴンやヒードランを考えると準速のメリットが大きいと感じたため、Sは振り切り。今期は速いザシアンが少なく、S+1でザシアンを抜けることも多かったので準速でよかったと思う。Aを削って耐久を伸ばすメリットは薄いと感じたので、Aにも振り切った。
持ちものは、ラグラージやカバルドンが取り巻きに多いザシアン軸に強く出たり、不意の事故を減らして安定感を高めたりできるラムのみ。
技は、コンセプトの「龍の舞」と、優秀な鋼技であり、ダイスチルで物理耐久を底上げできる「メテオドライブ」は確定。残り2枠は、水地面勢への高打点となり、サンダーにも通る「サイコファング」と、鋼タイプへの打点となり、ダイアースで特殊耐久を上昇できる「地震」とした。
構築単位で状態異常(欠伸展開など)に対するメタが薄いので、カバやラグが見えたら半強制的に選出していた。
ダイマックスで耐久を上げられるので、相手よりも先にダイマックスを切って崩し、底上げした耐久で相手のダイマックスターンを稼ぎつつ、相手を削れるのが強かった。
展開次第でタイプ相性を覆すことも多々あり、非常に頼もしかった。
エースバーン@命の珠(キョダイマックス個体)
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155-184(252+)-95-x-96(4)-171(252)
技構成:火炎ボール / 飛び膝蹴り / 飛び跳ねる / 不意打ち
調整意図:・AS振り切り ・DL対策のB<D
本構築第2のエース。
技は、抜く理由がない「火炎ボール」、ダイナックルの媒体にもなり、ウーラオス・ポリゴン2あたりへの高打点で、非ダイマックス時に最大打点の「飛び膝蹴り」、抜き性能を引き上げるダイジェットの媒体で、麻痺ワンチャンも狙える「飛び跳ねる」、非ダイマックス時の性能を高め、黒バドに強く出るための「不意打ち」。「ダイアタック」が欲しい場面もなくはなかったが、抜ける技がない。
技外しも少なく、メインアタッカーの一角として申し分ない活躍をしてくれた。
サンダー@こだわりスカーフ
性格:臆病
特性:静電気
実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-167(252+)
技構成:10万ボルト / 暴風 / 熱風 / ボルトチェンジ
調整意図:・CS振り切り
本構築第3のアタッカー兼スイーパー
ネクロズマで重いナットレイ・テッカグヤ・ウーラオスなどに強く、ダイマックスをしてもしなくてもある程度の性能を持つのが評価点。
火力アップアイテムがないので、ダイマックス時の火力がやや乏しい印象を受ける場面もあったが、ウーラオス・イベルタル・カイオーガなどを考えると最速一択。
発動順による型バレを防止するため、特性は静電気。
技は、タイプ一致汎用打点の「10万ボルト」と「暴風」に加え、スカーフと相性の良い「ボルトチェンジ」、ナットレイなどに打て、ザシアンへの最高打点である「熱風」の4つとしたが、「熱風」と「ボルトチェンジ」のどちらかをダイウォール媒体の変化技にしてもよいかもしれない。エースバーンが「ダイウォール」を使えないので、ネクロズマを選出していないときに立ち回りの柔軟性が低下するのが気になった。
相手のサンダーとお互いにダイマックスして打ち合うとき、相手がダイジェットを2回積んでも、こちらはダイジェット1回積むだけでダイマックスが解けた後に先制できるのも地味に偉い。
良くも悪くも不安定なポケモンだが、サンダーなので強かった。
ガブリアス@気合の襷
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値:183-182(252)-115-x-106(4)-169(252+)
技構成:地震 / スケイルショット / 岩石封じ / ステルスロック
調整意図:・AS振り切り
初手要員①。相手の気合の襷をはがしたいときや、サイクルに負荷をかけたいときなど、ステルスロックが欲しい構築を中心に初手投げする。
原案ではこの枠は襷ランドロス。
襷ランドロスの利点は
①火力が出る
②威嚇によるサポートがしやすい
③自主退場技があるので起点になりにくい
④エースバーンの積みの起点にならない
⑤特性発動順によるS関係の把握
などがあげられるが、水ウーラオスに対して行動保証がないことや、サンダーにダイジェットによる加速を許してしまうこと、ランドロスが削れた後に出されるウーラオスの襷を剥がせないことが気になったので、それらを解決できるガブリアスを採用した。
技は、汎用打点の「地震」、地味にSアップが優秀なタイプ一致技である「スケイルショット」、自身の起点回避兼裏の起点作成の「岩石封じ」、採用理由の「ステルスロック」の4つ。
期待以上の仕事をすることはほとんどないが、あらゆるウーラオスに行動保証を持つ点、鮫肌によるスリップ、素早さ種族値102、ザシアンと最低でも1対1交換は獲れる点など、このポケモンにしかない要素をもっており、欠かせない存在だった。
鋼飛行勢にネクロズマともども隙を見せる点だけ注意。
相手の技をよくよけてくれた偉い子。
ミミッキュ@カムラのみ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:131(4)-168(244)-100-x-125-162(252+)
技構成:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
調整意図:・HP実数値132にして、身代わり+呪いでカムラのみ発動の予定だったがミス(使ってる間に気づけ)。
初手要員②。搦め手を使ってきそうな構築や展開系の構築、トンボルチェンが少ないサイクル構築に選出し、対面で1体持っていったり、相手の選出を割り出したりする。
アタッカーを通すうえで面倒なカバルドン・ヌオー・HBポリゴン2・ムゲンダイナなどに対して強引な削りを入れる駒として役立つことも多かった。
初手ダイマエースバーンや、鉢巻水ウーラオスに無償突破されてしまうこともあったが、裏のポケモンに直線的につなぐという動きができながら、前のめりな構築で詰みがちな相手に仕事ができるのが強かった。
皮がはがれた後、Sが上がっていない状態でウーラオスの無償着地を許さないようにだけ注意が必要。
オーロンゲ@突撃チョッキ(キョダイマックス個体)
性格:意地っ張り
特性:お見通し
実数値:202(252)-189(252+)-85-x-95-81(4)
技構成:ソウルクラッシュ / DDラリアット / パワーウィップ / 不意打ち
調整意図:・HA振り切り
対黒バドレックス最終兵器。特殊イベルタルにも強め。
技は、悪タイプに通るフェアリー技として追加効果が優秀な「ソウルクラッシュ」を採用。悪技は、黒バドレックスに対する安定感を高めるため「DDラリアット」と「不意打ち」を両採用。残り1枠は水地面勢に通ると嬉しいパワーウィップを採用した。
「ソウルクラッシュ」の枠は「じゃれつく」と選択。
「パワーウィップ」の枠は正直何でもよいと思う。
原案では残飯だったが、悪技が「不意打ち」のみではバドレックスに対して安定しないと思ったので、悪技2つとフェアリー技を無理なく採用でき、バドレックスに弱くない型として、突撃チョッキでの採用。
「お見通し」で型判別が可能(=「不意打ち」を打っても良いか判断可能)なこともあり、バドレックスに対してはかなり安定した。また、ネクロズマと組んでいると壁貼りに見えるのか、こちらのラス1がオーロンゲであることが相手からあまり想定されていない印象を受けた。
キョダイ技も地味に優秀(ダイフェアリーと相性悪いけど…)
H振りだけでは物理耐久がかなりぺラい点に注意。鉢巻ウーラオスの攻撃で普通に沈む。イベルタルも物理だったら厳しい。
タイプも優秀なので、壁貼り以外のオーロンゲはもっと使われてもいいと感じた。
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選出と立ち回り
基本的な考え方は、初手にミミッキュかガブリアスを置き、裏にネクロズマ・エースバーン・サンダーから2匹を置く。イベルタル軸や黒バドレックス軸にはオーロンゲを絡める。
以下、各伝説に対する主な選出と立ち回り(自分の思考整理を兼ねてるので長いです)。欠伸展開するポケモンが見えた場合は、以下の選出パターンにこだわらずにネクロズマで対策を強制されることが多かった。一番左のポケモンが初手。
・対ザシアン軸…かなり有利
相手にランドロスが見えたらサンダーを優先して選出。
ダイマックスは状況に応じて裏のアタッカーのどちらかに切る。
初手にカバやラグが来た場合は、ステロよりも削りを優先し、欠伸を入れられたタイミングでネクロズマに下げ、積み→ダイマックスでの制圧を狙う。
初手にサンダーが来た場合は、岩石封じから入る。初手ダイマだった場合は岩石→岩石でサンダーの加速を許さずに退場し、ネクロズマで舞う。
初手にランドロスが来た場合は、岩石封じから入り、最低限の起点回避をしつつステロ撒き。
それ以外の場合は隙を見てステロを撒きに行く。
イカサマ持ちHBポリ2は、ダイマックスさせればネクロの起点だし、こちらがダイマックスすることで意外と崩せる。
・カイオーガ軸…微不利~五分
選出…(ガブリアスorミミッキュ)+ネクロズマ+(エースバーンorサンダー)
初手はガブリアスがやや多め。
ネクロズマはカイオーガに不利だと言われることが多いが、カイオーガと対面する前に1回積んで置き、ある程度の体力を残しておけば、カイオーガ側もダイマックスを切らざるを得ないので、此方が上から「ダイアース」を打てる。これができないと厳しめ。
・日食ネクロズマ軸…かなり不利
おそらく本構築で最も対戦成績が悪いのが日食ネクロズマミラー。
ミミッキュが出せないので詰ませられてしまうことが多い。
エースバーンでネクロズマを倒すゲームになるので、先に此方のネクロズマを展開して相手のネクロズマに龍の舞をさせず、かつ相手を削ってエースバーンの圏内に入れるくらいしかないが、ダイスチルのせいで基本無理。
・イベルタル軸…微不利~五分
選出…ミミッキュ+(サンダー・エースバーン・オーロンゲ・ネクロズマから2)
初手ミミッキュでどれだけ荒らせるかが大事。
ループじゃない場合は、先にアタッカーを展開できるかが勝負。サンダーがイベルタ
ルのストッパーになり得るが、10万ボルトでイベルが飛ばないのが厄介。
ループの場合、初手ダイマが多いので、ミミッキュで往なす。往なした後、命の珠悪の波動圏内のミミッキュにダイマを切ってイベルタルを処理するとイージーウィンできたりする(これで何戦か勝った)。引かれてもミミッキュでアドがとれる。
・黒バドレックス軸…微不利~五分
選出…(ミミッキュorガブリアス)+(エースバーンorサンダー)+オーロンゲ
初手にミミッキュをよく投げていたが、水ウーラオスがやたら初手に来るので、ガブリアスから入るべきだった。
オーロンゲは、ダイマックスがなくてもバドレックスに抗えることが多いので、エースバーンやサンダーで積極的に展開し、バドレックス以外のポケモン(水ウーラオス)などを先に排除していた。
・ムゲンダイナ軸…五分
ムゲンダイナが初手に出てきやすいので、ネクロズマを初手に合わせる。相手は引いてくるので、ミミッキュを着地させる。ムゲンダイナが削れればエースバーンが、鋼枠が削れればネクロズマが通る。ムゲンダイナをミミッキュで削ってからネクロとの対面を作って引かせ、ダイマックスエースバーンが受からない状況を作るパターンが多かった。
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結果
TNポッター
瞬間最高150位/レート1950前後(8時40分頃)
最終179位/レート1927
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反省
構築の反省としては、相手の日食ネクロズマに対して回答がなさ過ぎたこと。物理5枚で、唯一の特殊アタッカーであるサンダーも、ネクロズマを押し切れるパワーはないので誰かしら(オーロンゲあたり)を、ネクロズマにも対応できるような駒にしたらもう少し上に行けたのではないかとも感じる。
あとは、もう少し早い段階から練度を高めていられたらなあと。各伝説に対する立ち回りがつかめて伝説の相性が不利な構築にも抗えるようになったのが、シーズン最後の4~5時間とかだったので…
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おわりに
最後の数時間は最終2桁を目指して潜っていたので、悔しい気持ちもありますが、今年の5月に初めてレート2000に乗せられた後、最終3桁にすら残ることができていなかったので、今期の結果にほっとしている部分もありますし、緊張感ある中で有名なプレイヤーとも戦えて楽しかったです。
12月と1月は月末潜れるかかなり怪しいですが、マイペースにやっていければいいかなと思っています。
長い文章でしたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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