S26使用構築 猪突猛進ムゲンカグヤ【最終432位】
-
はじめに
こんにちは、青井くじらです。今期もダメでしたが、記録として簡単に残しておこうと思います。
-
構築経緯
ザシアン軸に対して後手に回らない禁止伝説を使おうと考え、優秀な技範囲と対面性能を有するムゲンダイナを使ってみることにした。一貫した行動をとりやすく、足りない火力を補えるメテオビーム型。
ムゲンダイナと補完がとれている駒として採用。特殊受けを崩せそうで、ダイマックス性能の高い物理珠型とした。
上記のアタッカーを展開するうえで初手役が欲しかったので襷ステロランドロスを採用。
ここまでの3匹を基本選出として考えた。
上3匹がダイマックスドラパルトで崩壊するため、ドラパルトとダイマックスの打ち合いで勝て、ザシアン軸に通せる駒として、使い慣れている嘴サンダーを採用。
ここまでで受け寄りの構築に対する対抗策がないため、2枚目の初手要員を兼ねて使い慣れているカムラミミッキュを採用。
当初は、ぜルネ黒バド日ネクに雰囲気強そうなチョッキウインディを採用したが、耐久振り黒バドが怪しかったのでチョッキナットレイに変更。その後、ゼルネがほかの駒で何とかなりそうだったこと、黒バドが少ないこと、ラッキーの突破手段を増やしたいことなどを踏まえ、ボディプレス持ちのナットレイを採用した。ダイマックスしてもそこそこ強いのも評価ポイント。
-
できた並び
-
コンセプト
・サンダーザシアンに対する安定行動でゲームを作る
・初手に出すポケモンで場を整え、後ろのアタッカーを対面的に展開して押し切る
-
個別解説
ムゲンダイナ@パワフルハーブ
性格:控え目
特性:プレッシャー
実数値:219(28)-x-116(4)-216(252+)-117(12)-177(212)
技構成:ダイマックス砲 / ヘドロ爆弾 / 火炎放射 / メテオビーム
調整意図:・火力意識でC特化 ・DL対策のB<D ・HAザシアン意識のS177
構築の始点。メテオビームが安定行動になりやすいのがこの型の良いところ。
サイクルを回すことを想定していない本構築においては技範囲を広げたほうが良いと思ったのでフルアタの構成。調整はテキトー。
一貫が取れれば目の前に通る技を打つだけで勝った試合もそこそこあった。
多分だけどメテオビーム打てる場面は温存せずに打っていい気がする。
テッカグヤ@命の珠
性格:意地っ張り
特性:ビーストブースト
実数値:173(4)-168(252+)-123-x-121-113(252+)
技構成:空を飛ぶ / ヘビーボンバー / 岩雪崩 / 地震
調整意図:・AS振り切り
ムゲンダイナとの相性補完に優れるダイマックスエース。
特殊受けで止まるのが嫌だったので物理型。
技は、タイプ一致技2つに加えて、サンダーに打てる「岩雪崩」とザシアンに対する最大打点の「地震」の4つ。補助技が欲しいときもあったが、切れる技がない。
ランドロス@気合の襷
性格:陽気
特性:威嚇
実数値:165(4)-197(252)-110-x-100-157(252+)
技構成:地震 / 岩石封じ / 自爆 / ステルスロック
調整意図:・カイオーガのスカーフ判定等を考慮し最速
初手に出してステロ撒くやつ。ガブリアスと迷ったが、裏にダイナがいるためウーラオスのケアを厚くする必要がないこと、ガブリアスがエースバーンに起点にされるとしんどいことを考慮してランドロス。サンダーの上から動けないことだけが少々気になった。
サンダー@鋭い嘴
性格:臆病
特性:静電気
実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-177(252+)
技構成:10万ボルト / 暴風 / 熱風 / 羽休め
調整意図:・CS振り切り
ドラパルトと撃ち合うことができ、ザシアンにも一貫する駒が欲しかったので使い慣れている嘴サンダーを採用。前期ほどは選出していないが、サンダーなので弱いはずはない。
ミミッキュ@カムラのみ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:132(12)-168(244)-100-x-125-162(252+)
技構成:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
調整意図:・身代わり+呪いでカムラのみが発動
まさかの3期連続登板の初手要員2枚目。特定の伝説や受け寄りの構築を雑に荒らしてもらう役。そこそこやれるポケモンだが、このポケモンを採用するとアタッカーミミッキュを採用できないのがネック。
ナットレイ@食べ残し
性格:呑気
特性:鉄のとげ
実数値:181(252)-114-201(252+)-x-137(4)-22(-)
技構成:ジャイロボール / 宿木の種 / ボディプレス / 鉄壁
調整意図:・HB振り切り ・最遅
ラッキーに大量のレートを献上したので最終日朝方に急遽召喚。ザシアンにちゃんと出せるのが偉い。最後数時間の採用なので語れることはあんまりない。
-
選出
初手にミミッキュかランドロスを置き、裏にそれ以外の4匹から2匹を選ぶのが基本。
一番左が初手。カッコ内は、左から選出が多かった順です。
・対ザシアン軸
ランドロス+ムゲンダイナ+(テッカグヤorサンダーorナットレイ)
・対カイオーガ軸
・対イベルタル軸
・日食ネクロズマ軸
HBナットレイは採用して以降マッチングせずなので選出無
・黒バドレックス軸
ミミッキュ+ムゲンダイナ@1
@1は、チョッキナットやチョッキウインディを選出していたが、HBナットレイ採用以降は確かマッチングせず。
バドレックス以外にはムゲンダイナの通りがいいので頑張る。
・ムゲンダイナ軸
・ゼルネアス軸
ゼルネに積む隙を与えなければ意外といける。
・ジガルデ軸
多分有利寄りの構築だが、大体技外しとか2連痺れで捲られる。
-
結果
TNポッター
最高 191Xとか/250位
最終 1881/432位
-
おわりに
31日の22時頃に200番台につけられていたので、行けるかなと思ったけどダメだった。
正直運も悪い寄りだったが、上振れないと100位台とかには行けないのが実力。
ご覧いただきありがとうございました。
何かありましたら、コメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。
S25 退化ネクロエスバサンダー【最終810位】
-
はじめに
明けましておめでとうございます。青井くじらです。S25は28日に撤退しましたが、一応最終3桁だったので、簡単に記事を残しておこうと思います。
-
構築経緯
時間がない中でネクロズマ以外の伝説も少し触りはしたが、ネクロズマほど多くの相手と撃ち合い得る伝説が見つからなかったので、前期の構築をいじることにした。
軸なので続投。相変わらず欠伸展開が重いので持ち物も引き続きラムのみ。
必要な要素を持つステロ撒きとして代わりがいないため続投。
ネクロズマが苦手な伝説枠と撃ち合えるアタッカーにいったん変えてみたものの、構築単位で詰まされる相手が増えてしまうことと、ミミッキュなしでもある程度パワーのある対面選出が一応可能であったため、前期のカムラ型で続投
後述するが、サンダーをよりダイマックスを強く扱える型に変更したために、選出率が落ちたので、変更を検討したものの、サンダーに相手の鋼を一任することになり、困ることが多かったので続投。
前期はスカーフ型だったが、こだわっているために鋼飛行勢やナットレイに強く出られなかったり、サンダーでダイマックスを切らないと撃ち合えないポケモンが一定数いたにもかかわらず、ダイマックス時の火力が不足していたりすることが気になったので、嘴に変更。
前期はオーロンゲだったが、黒バド以外に出せないので汎用性を求めて変更。いろいろ試したけど、しっくりくるポケモンは見つからず。最終的には構築単位で重いエースバーンの初手ダイマを抑制できそうで、気持ちイベルタルや黒バドとも撃ち合えなくはなく、ネクロズマがやや手こずるヌオーに勝てる草結び持ちのチョッキランドロスを採用した。
-
できた並び
-
コンセプト
初手に出すポケモンで場を整え、後ろのアタッカーを対面的に展開して押し切る
-
個別解説
日食ネクロズマ@ラムのみ
性格:意地っ張り
特性:プリズムアーマー
実数値:173(4)-229(252+)-147-x-129-129(252)
技構成:メテオドライブ / サイコファング / 地震 / 龍の舞
調整意図:・AS振り切り
前期とまったく同じ型。
イベルオーガが環境に多く、選出できないことも多かった。ドラパルトが増えていたのも向かい風で、龍の舞を積んで上から制圧、という動きが取れないことも多かった。それでも展開次第で非常に多くのポケモンを相手できる強さは相変わらずだった。
ガブリアス@気合の襷
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値:183-182(252)-115-x-106(4)-169(252+)
技構成:地震 / スケイルショット / 岩石封じ / ステルスロック
調整意図:・AS振り切り
前期とまったく同じ。初手要員①。
初手サンダーに対応できる、ザシアンと1対1交換以上をとれる、ウーラオスの上から動けるなど、欲しい要素を併せ持っているので、前期と同じコンセプトでネクロズマを軸にする以上変更の余地はなかったと思う。
素の素早さと、2つの素早さ操作技の存在により、基本的に相手の動きを1ターンみられる猶予があるので、相手の型や動きを確認してから動けるのが強い。
いつも70-80点くらいの仕事をしてくれるイメージ。
ミミッキュ@カムラのみ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:132(12)-168(244)-100-x-125-162(252+)
技構成:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
調整意図:・身代わり+呪いでカムラのみが発動
前期とまったく同じ。初手要員②。
本当はアタッカーミミッキュを採用してなんやかんや打ち合ってもらいたかったのだが、このポケモンがいないと受け寄りの構築等に大きく不利をとるため、続投せざるを得なかった。
ダイマックスのタイミングを間違えなければ、イベループはこいつ1体で半壊させられる。
前期上位の方が使っていたイバンミミッキュの流行で、この技構成の警戒が薄くなっていた説はある。
エースバーン@命の珠(キョダイマックス個体)
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155-184(252+)-95-x-96(4)-171(252)
技構成:火炎ボール / 飛び膝蹴り / 飛び跳ねる / 不意打ち
調整意図:・AS振り切り ・DL対策のB<D
本構築第3のエース。
前期に比べてサンダーの選出率が上がり、サンダーにダイマックスを切る試合が増えたため、それに伴って選出率が落ち、1回試しに構築から外したものの、相手の鋼やポリ2がきつく、困ることが多かったのでカムバック。
ある程度広い範囲と撃ち合え、非ダイマックスでも高火力が出せるのは強い。
サンダー@鋭い嘴
性格:臆病
特性:静電気
実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-177(252+)
技構成:ボルトチェンジ / 暴風 / 熱風 / 羽休め
調整意図:・CS振り切り
前期から型を変更した枠。
前期はスカーフだったが、ダイマックス時の打ち合いにより強くしたかったのと、こだわっているが故に相手の鋼が面倒になるケースがそこそこあるのが気になったので、嘴を持たせた。結果、ネクロズマを出さなくてもパワーがあり勝つ汎用性ある選出を組めるようになり、選出率が大きく上がった(多分1位)ので正解だったと思う。
技構成は、ナットレイを焼きたいのと、ダイウォールが欲しいので、電気技 / 暴風 / 熱風 / 補助技 の構成にすることは確定。電気技は、やや守り寄りのサイクルに対するプランを増やしたかったのでボルトチェンジとしたが、カイオーガやイベルタルに暴風でつっぱらざるを得ない場面がそこそこあったので諸説。羽休めもあまり打たなかったので、怪電波とか電磁波のほうがよかった気がする。
静電気で拾った試合は少ないが、S判定が必要だった場面も記憶にないので特性は諸説。
ランドロス@突撃チョッキ
性格:陽気
特性:威嚇
実数値:165(4)-197(252)-110-x-100-157(252+)
技構成:地震 / 空を飛ぶ / 岩石封じ / 草結び
調整意図:・ザシアン軸と黒バド軸に通せるよう最速
検討の余地しかない迷走枠。最も大きな採用理由は、相手のエースバーンが重かったため。信用してなかったのもあってあまり選出していない。
使い慣れてなさすぎることもあって、殆ど活躍しなかった。思っていたよりも対応範囲が広く浅いポケモンだったので、汎用性を落としても、上5体できついポケモンに安定するピンポイント気味のポケモンを採用すべきだった気がする。
-
選出
初手にミミッキュかガブリアスを置き、裏にそれ以外の4匹から2匹を選ぶのが基本。
一番左が初手。カッコ内は、左から選出が多かった順です。
・対ザシアン軸
ガブリアス+ネクロズマ+(サンダーorエースバーンorランドロス)
・対カイオーガ軸
ガブリアス+サンダー+エースバーン
・対イベルタル軸
ミミッキュ+(サンダーorエースバーンorランドロスから2)
・日食ネクロズマ軸
・黒バドレックス軸
-
反省
良かった点
・サンダーの型変更により、ネクロを外した選出のパワーが向上。それに伴い前期に比べてカイオーガ軸に勝てるようになった。
課題点
・ランドロスの枠が何か違う。
・ザシアン軸にS24ほど勝てなくなった。
要因
・ドラパルトがきつい(ネクロでもエースバーンで相手したくない)
・カバルドンが重い(相手がうまいとラム持ってても寝かされる)
・初手ダイマサンダーに対してステロを撒けないため、ネクロが悪ウーラで止まる。
⇒サンダーかエースバーンを通すことになるので選出合わせないときつい。
-
結果
TNポッター
最高 19チャレか19チャレチャレ
最終 1836/810位
-
おわりに
S24よりも勝てなくて悔しいです。
1月はテストやレポートに追われていそうなので、1から構築作るのかなり厳しそうですが、時間があったら月末やりたいなと思ってます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
何かありましたら、コメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。
S24使用構築 ネクロエスバサンダー【最終179位】
-
はじめに
お久しぶりです。青井くじらです。S24で久しぶりにまずまずの結果を残すことができたので、自分の思考整理もかねて構築記事を書きたいと思います。最後までお読みいただければ幸いです。
※思考を言語化しようとした結果かなり長い記事になってしまったので、概要だけ見たいという方は、並び・コンセプト・個別の技と実数値・選出立ち回りの冒頭だけご覧ください。
-
構築経緯
ザシアン軸を触っていたところ5桁をさまようことになったので、S17で最終3桁に残れたネクロズマ軸をとりあえずそのまま試運転してみた。
まず、当時の採用経緯は(確か)以下の通り。
ネクロズマを使いたいと思い、構築記事を漁ったところ、こちらの記事(無断転載なので問題があれば削除します)が自分に合っていると感じたので、より対面的、直線的な動きができるように魔改造しいじった。
ネクロの努力値をAS振り切りにしたこと以外は原案をパクった。
ネクロズマが襷持ち(特に悪ウーラオス)で止まってしまわないように、ステロ撒きとして採用。原案は襷ランドロスだったが、相手のウーラオスが水でも悪でも行動保証があること、サンダーに加速を許さないこと、鮫肌による襷ケアができることを評価してガブリアスとした。
ネクロズマが不利をとる伝説ポケモンである黒バドレックスとイベルタルに強そうで、先制技があり腐りにくそうな駒として採用。壁貼りに見えたらラッキーくらいに考えていた。
ここまで物理アタッカー5枚なので、最後の枠は特殊アタッカーにしようと考えた。ネクロズマが不利をとるナットレイやテッカグヤに強く、非ダイマ時のスイーパー性能とダイマックス性能を兼ね備え、ネクロズマが苦手なカイオーガに最低限仕事ができることを評価し、スカーフサンダーを採用した。
以上がS17の構築経緯。
オーガ黒バドイベル(特にオーガ)が重かったので、今期は珠ミミッキュを採用したり、オーロンゲの枠をカイオーガに強い駒に変えたりしたものの、しっくり来なくて悩んでいた。しかし、最終日夜に、ネクロズマをカイオーガ入りに選出できることに気が付いたので、黒バドイベルに強いロンゲを再投入して構築の完成とした。
-
できた並び
-
コンセプト
初手に出すポケモンで場を整え、後ろのアタッカーを対面的に展開して押し切る
-
個別解説
日食ネクロズマ@ラムのみ
性格:意地っ張り
特性:プリズムアーマー
実数値:173(4)-229(252+)-147-x-129-129(252)
技構成:メテオドライブ / サイコファング / 地震 / 龍の舞
調整意図:・AS振り切り
構築の軸にして絶対的エース。
全抜き性能が高い龍の舞型で採用。
原案では努力値配分がやや細かかったが、ウオノラゴンやヒードランを考えると準速のメリットが大きいと感じたため、Sは振り切り。今期は速いザシアンが少なく、S+1でザシアンを抜けることも多かったので準速でよかったと思う。Aを削って耐久を伸ばすメリットは薄いと感じたので、Aにも振り切った。
持ちものは、ラグラージやカバルドンが取り巻きに多いザシアン軸に強く出たり、不意の事故を減らして安定感を高めたりできるラムのみ。
技は、コンセプトの「龍の舞」と、優秀な鋼技であり、ダイスチルで物理耐久を底上げできる「メテオドライブ」は確定。残り2枠は、水地面勢への高打点となり、サンダーにも通る「サイコファング」と、鋼タイプへの打点となり、ダイアースで特殊耐久を上昇できる「地震」とした。
構築単位で状態異常(欠伸展開など)に対するメタが薄いので、カバやラグが見えたら半強制的に選出していた。
ダイマックスで耐久を上げられるので、相手よりも先にダイマックスを切って崩し、底上げした耐久で相手のダイマックスターンを稼ぎつつ、相手を削れるのが強かった。
展開次第でタイプ相性を覆すことも多々あり、非常に頼もしかった。
エースバーン@命の珠(キョダイマックス個体)
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155-184(252+)-95-x-96(4)-171(252)
技構成:火炎ボール / 飛び膝蹴り / 飛び跳ねる / 不意打ち
調整意図:・AS振り切り ・DL対策のB<D
本構築第2のエース。
技は、抜く理由がない「火炎ボール」、ダイナックルの媒体にもなり、ウーラオス・ポリゴン2あたりへの高打点で、非ダイマックス時に最大打点の「飛び膝蹴り」、抜き性能を引き上げるダイジェットの媒体で、麻痺ワンチャンも狙える「飛び跳ねる」、非ダイマックス時の性能を高め、黒バドに強く出るための「不意打ち」。「ダイアタック」が欲しい場面もなくはなかったが、抜ける技がない。
技外しも少なく、メインアタッカーの一角として申し分ない活躍をしてくれた。
サンダー@こだわりスカーフ
性格:臆病
特性:静電気
実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-167(252+)
技構成:10万ボルト / 暴風 / 熱風 / ボルトチェンジ
調整意図:・CS振り切り
本構築第3のアタッカー兼スイーパー
ネクロズマで重いナットレイ・テッカグヤ・ウーラオスなどに強く、ダイマックスをしてもしなくてもある程度の性能を持つのが評価点。
火力アップアイテムがないので、ダイマックス時の火力がやや乏しい印象を受ける場面もあったが、ウーラオス・イベルタル・カイオーガなどを考えると最速一択。
発動順による型バレを防止するため、特性は静電気。
技は、タイプ一致汎用打点の「10万ボルト」と「暴風」に加え、スカーフと相性の良い「ボルトチェンジ」、ナットレイなどに打て、ザシアンへの最高打点である「熱風」の4つとしたが、「熱風」と「ボルトチェンジ」のどちらかをダイウォール媒体の変化技にしてもよいかもしれない。エースバーンが「ダイウォール」を使えないので、ネクロズマを選出していないときに立ち回りの柔軟性が低下するのが気になった。
相手のサンダーとお互いにダイマックスして打ち合うとき、相手がダイジェットを2回積んでも、こちらはダイジェット1回積むだけでダイマックスが解けた後に先制できるのも地味に偉い。
良くも悪くも不安定なポケモンだが、サンダーなので強かった。
ガブリアス@気合の襷
性格:陽気
特性:鮫肌
実数値:183-182(252)-115-x-106(4)-169(252+)
技構成:地震 / スケイルショット / 岩石封じ / ステルスロック
調整意図:・AS振り切り
初手要員①。相手の気合の襷をはがしたいときや、サイクルに負荷をかけたいときなど、ステルスロックが欲しい構築を中心に初手投げする。
原案ではこの枠は襷ランドロス。
襷ランドロスの利点は
①火力が出る
②威嚇によるサポートがしやすい
③自主退場技があるので起点になりにくい
④エースバーンの積みの起点にならない
⑤特性発動順によるS関係の把握
などがあげられるが、水ウーラオスに対して行動保証がないことや、サンダーにダイジェットによる加速を許してしまうこと、ランドロスが削れた後に出されるウーラオスの襷を剥がせないことが気になったので、それらを解決できるガブリアスを採用した。
技は、汎用打点の「地震」、地味にSアップが優秀なタイプ一致技である「スケイルショット」、自身の起点回避兼裏の起点作成の「岩石封じ」、採用理由の「ステルスロック」の4つ。
期待以上の仕事をすることはほとんどないが、あらゆるウーラオスに行動保証を持つ点、鮫肌によるスリップ、素早さ種族値102、ザシアンと最低でも1対1交換は獲れる点など、このポケモンにしかない要素をもっており、欠かせない存在だった。
鋼飛行勢にネクロズマともども隙を見せる点だけ注意。
相手の技をよくよけてくれた偉い子。
ミミッキュ@カムラのみ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:131(4)-168(244)-100-x-125-162(252+)
技構成:じゃれつく / みがわり / のろい / いたみわけ
調整意図:・HP実数値132にして、身代わり+呪いでカムラのみ発動の予定だったがミス(使ってる間に気づけ)。
初手要員②。搦め手を使ってきそうな構築や展開系の構築、トンボルチェンが少ないサイクル構築に選出し、対面で1体持っていったり、相手の選出を割り出したりする。
アタッカーを通すうえで面倒なカバルドン・ヌオー・HBポリゴン2・ムゲンダイナなどに対して強引な削りを入れる駒として役立つことも多かった。
初手ダイマエースバーンや、鉢巻水ウーラオスに無償突破されてしまうこともあったが、裏のポケモンに直線的につなぐという動きができながら、前のめりな構築で詰みがちな相手に仕事ができるのが強かった。
皮がはがれた後、Sが上がっていない状態でウーラオスの無償着地を許さないようにだけ注意が必要。
オーロンゲ@突撃チョッキ(キョダイマックス個体)
性格:意地っ張り
特性:お見通し
実数値:202(252)-189(252+)-85-x-95-81(4)
技構成:ソウルクラッシュ / DDラリアット / パワーウィップ / 不意打ち
調整意図:・HA振り切り
対黒バドレックス最終兵器。特殊イベルタルにも強め。
技は、悪タイプに通るフェアリー技として追加効果が優秀な「ソウルクラッシュ」を採用。悪技は、黒バドレックスに対する安定感を高めるため「DDラリアット」と「不意打ち」を両採用。残り1枠は水地面勢に通ると嬉しいパワーウィップを採用した。
「ソウルクラッシュ」の枠は「じゃれつく」と選択。
「パワーウィップ」の枠は正直何でもよいと思う。
原案では残飯だったが、悪技が「不意打ち」のみではバドレックスに対して安定しないと思ったので、悪技2つとフェアリー技を無理なく採用でき、バドレックスに弱くない型として、突撃チョッキでの採用。
「お見通し」で型判別が可能(=「不意打ち」を打っても良いか判断可能)なこともあり、バドレックスに対してはかなり安定した。また、ネクロズマと組んでいると壁貼りに見えるのか、こちらのラス1がオーロンゲであることが相手からあまり想定されていない印象を受けた。
キョダイ技も地味に優秀(ダイフェアリーと相性悪いけど…)
H振りだけでは物理耐久がかなりぺラい点に注意。鉢巻ウーラオスの攻撃で普通に沈む。イベルタルも物理だったら厳しい。
タイプも優秀なので、壁貼り以外のオーロンゲはもっと使われてもいいと感じた。
-
選出と立ち回り
基本的な考え方は、初手にミミッキュかガブリアスを置き、裏にネクロズマ・エースバーン・サンダーから2匹を置く。イベルタル軸や黒バドレックス軸にはオーロンゲを絡める。
以下、各伝説に対する主な選出と立ち回り(自分の思考整理を兼ねてるので長いです)。欠伸展開するポケモンが見えた場合は、以下の選出パターンにこだわらずにネクロズマで対策を強制されることが多かった。一番左のポケモンが初手。
・対ザシアン軸…かなり有利
相手にランドロスが見えたらサンダーを優先して選出。
ダイマックスは状況に応じて裏のアタッカーのどちらかに切る。
初手にカバやラグが来た場合は、ステロよりも削りを優先し、欠伸を入れられたタイミングでネクロズマに下げ、積み→ダイマックスでの制圧を狙う。
初手にサンダーが来た場合は、岩石封じから入る。初手ダイマだった場合は岩石→岩石でサンダーの加速を許さずに退場し、ネクロズマで舞う。
初手にランドロスが来た場合は、岩石封じから入り、最低限の起点回避をしつつステロ撒き。
それ以外の場合は隙を見てステロを撒きに行く。
イカサマ持ちHBポリ2は、ダイマックスさせればネクロの起点だし、こちらがダイマックスすることで意外と崩せる。
・カイオーガ軸…微不利~五分
選出…(ガブリアスorミミッキュ)+ネクロズマ+(エースバーンorサンダー)
初手はガブリアスがやや多め。
ネクロズマはカイオーガに不利だと言われることが多いが、カイオーガと対面する前に1回積んで置き、ある程度の体力を残しておけば、カイオーガ側もダイマックスを切らざるを得ないので、此方が上から「ダイアース」を打てる。これができないと厳しめ。
・日食ネクロズマ軸…かなり不利
おそらく本構築で最も対戦成績が悪いのが日食ネクロズマミラー。
ミミッキュが出せないので詰ませられてしまうことが多い。
エースバーンでネクロズマを倒すゲームになるので、先に此方のネクロズマを展開して相手のネクロズマに龍の舞をさせず、かつ相手を削ってエースバーンの圏内に入れるくらいしかないが、ダイスチルのせいで基本無理。
・イベルタル軸…微不利~五分
選出…ミミッキュ+(サンダー・エースバーン・オーロンゲ・ネクロズマから2)
初手ミミッキュでどれだけ荒らせるかが大事。
ループじゃない場合は、先にアタッカーを展開できるかが勝負。サンダーがイベルタ
ルのストッパーになり得るが、10万ボルトでイベルが飛ばないのが厄介。
ループの場合、初手ダイマが多いので、ミミッキュで往なす。往なした後、命の珠悪の波動圏内のミミッキュにダイマを切ってイベルタルを処理するとイージーウィンできたりする(これで何戦か勝った)。引かれてもミミッキュでアドがとれる。
・黒バドレックス軸…微不利~五分
選出…(ミミッキュorガブリアス)+(エースバーンorサンダー)+オーロンゲ
初手にミミッキュをよく投げていたが、水ウーラオスがやたら初手に来るので、ガブリアスから入るべきだった。
オーロンゲは、ダイマックスがなくてもバドレックスに抗えることが多いので、エースバーンやサンダーで積極的に展開し、バドレックス以外のポケモン(水ウーラオス)などを先に排除していた。
・ムゲンダイナ軸…五分
ムゲンダイナが初手に出てきやすいので、ネクロズマを初手に合わせる。相手は引いてくるので、ミミッキュを着地させる。ムゲンダイナが削れればエースバーンが、鋼枠が削れればネクロズマが通る。ムゲンダイナをミミッキュで削ってからネクロとの対面を作って引かせ、ダイマックスエースバーンが受からない状況を作るパターンが多かった。
-
結果
TNポッター
瞬間最高150位/レート1950前後(8時40分頃)
最終179位/レート1927
-
反省
構築の反省としては、相手の日食ネクロズマに対して回答がなさ過ぎたこと。物理5枚で、唯一の特殊アタッカーであるサンダーも、ネクロズマを押し切れるパワーはないので誰かしら(オーロンゲあたり)を、ネクロズマにも対応できるような駒にしたらもう少し上に行けたのではないかとも感じる。
あとは、もう少し早い段階から練度を高めていられたらなあと。各伝説に対する立ち回りがつかめて伝説の相性が不利な構築にも抗えるようになったのが、シーズン最後の4~5時間とかだったので…
-
おわりに
最後の数時間は最終2桁を目指して潜っていたので、悔しい気持ちもありますが、今年の5月に初めてレート2000に乗せられた後、最終3桁にすら残ることができていなかったので、今期の結果にほっとしている部分もありますし、緊張感ある中で有名なプレイヤーとも戦えて楽しかったです。
12月と1月は月末潜れるかかなり怪しいですが、マイペースにやっていければいいかなと思っています。
長い文章でしたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました!
不明点や質問などありましたら、コメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお願いします。
S18使用構築 初手ダイマドラン軸対面構築【最終165位 / レート2002】
-
はじめに
初めまして、青井くじらと申します。S18で初めてのレート2000を達成することができましたので、記念に構築記事を書くことにしました。構築記事を書くのは初めてですので、拙いところなどあるかと思いますが、最後までお読みいただければ幸いです。
-
構築経緯
CSヒードランがサンダーや大量発生していたHBランドロス絡みのサイクルに強く出られ、相手の考慮外の崩しを行え、対面性能も高いと感じたので、ここから構築を組み始めた。ダイマックスとの相性が良いと考え、ダイマックス時の性能が最も高くなる技構成に決定し、ダイマックスを切りやすいよう初手に置くことを強く想定した。
次に、対面構築で必須級である(と思っている)ミミッキュを採用。ヒードランの初手ダイマックスからの詰めの駒となれ、自身がダイマックスを切っても強いアッキのみ型とした。
同じく対面構築に必須級の襷枠を採用。ヒードランのダイバーンとの相性が良く、ヒードランが消耗した後に、ミミッキュでややつらい鋼タイプに強く出られることを評価。
ここまでの3匹を基本選出とした。
ヒードランとウオノラゴンが対面したときの引き先になれること・上3体で重いカバルドンと水ウーラオスに強いことを評価してカプ・レヒレを採用。対面選出に組み込め、確実にウオノラゴンを対面処理できるスカーフ型とした。
カプ・レヒレだけでは対ウオノラゴン・水ウーラオスに不安が残ること・ここまでの4匹でウツロイドが重いこと・低速サイクルに負荷をかけられる駒が少ないことから鉢巻ゴリランダーを採用。スイーパーとしての性能も評価した。
ここまでで受け回しを崩せない(特にドヒドイデに勝てる駒がいない)こと・ウツロイドが重いことから、最後の1枠には受け崩しの要素を求めた。当初は型破りドリュウズを採用したが、ウーラオスとドヒドイデが同居している構築に出せなかったため却下。次にガブリアスを採用したが、ドヒドイデと同居するポリゴン2がつらいこと・サンダーに安定打点を持たないことを理由に却下。最終的に、アタッカーのウツロイドにさほど困らなかったので、受け以外にもある程度対応できること・地面と電気の一貫を切れることを評価して霊獣ボルトロスをラムのみで採用した。
-
できた並び
レンタルご自由にどうぞ。需要があるのか知りませんが…
追記:レンタル消しました。
-
個別解説(採用順)
ヒードラン@命の珠
性格:臆病
特性:炎の体
実数値:166-x-126-182(252)-127(4)-141(252+)
技構成:オーバーヒート / 徹底抗戦 / ソーラービーム / 破壊光線
調整意図:・CS振り切り ・DL対策のB<D
以下、殴る・殴られることが多い相手
与ダメ H252振りサンダーをダイバーンで1/16で落とせる。
H252振りランドロスをダイバーン/ダイスチルで12/16で落とせる。
H244 D252振りポリゴン2にダイバーンが40.8~49.2%
同じく晴れダイバーンが61.7~73.2%(ダイバーンに受け出せない)
D4振りエースバーンをダイアタックで9/16で落とせる。
(珠ダメ込みだと15/16)
無振りウーラオスをダイアタックで12/16で落とせる。
被ダメ A補正ありウオノラゴンの晴れ下先制エラがみが106~126.5%
おなじく先制エラがみがB+1で142.1~169.8%
A補正なし珠エースバーンの飛び膝蹴りが154.8~183.1%
A補正なしウーラオスのインファイトが119.2~140.9%
構築の始点。先述の通り、初手ダイマックスで奇襲することが多い。
技構成は、タイプ一致でダイマックス時に最高打点の「オーバーヒート」・「徹底抗戦」、水タイプへの打点となる「ダイソウゲン」の媒体「ソーラービーム」、対面性能を引き上げられ、相手に見えない勝ち筋となるダイアタックの媒体として「破壊光線」の4つ。
炎技は一応「大文字」と選択。あちらは連打しやすい強みがあるが、晴れ「オーバーヒート」が強かったこと・「徹底抗戦」で自主退場でき起点になりにくいこと・「大文字」の命中不安を嫌ったことが理由で今回は見送り。
ダイアタックについては、ヒードランは鋼タイプであるがゆえに「ダイアタック」や「ダイジェット」を撃たれにくく、相手に見えない勝ち筋となるため、生きる場面が非常に多かった。
4つのダイマックス技いずれも自身との相性が非常に良い。
Cに補正をかけないと火力が微妙に足りない感があるが、準速カイリュー・準速ドリュウズ・最速ウオノラゴンを意識して最速での採用とした。ウオノラゴン後出しに対して「ダイアタック」を打つことで無償で突破することができる。終盤カイリューとのマッチングが非常に多かったので最速で正解だったと思う。
特性が炎の体である理由は、こちらにサイクルを回す気がないこと・貰い火をキョダイカキュウで貫通してくるエースバーン以外に炎技を打ってくるポケモンが環境に多くないこと・炎技にトレースポリゴン2やメタモンを後出しされるのが嫌だったことの3つ。
準速以上のランドロスに殆ど当たらなかったのも大きい。
間違いなく今期のMVP。強かった。
ミミッキュ@アッキのみ
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
実数値:143(100)-156(252+)-115(116)-x-126(4)-121(36)
技構成:じゃれつく / ドレインパンチ / かげうち / つるぎのまい
調整意図:・HP 8n-1(皮ダメ最小)・A特化 ・S 遅いミミッキュ意識 ・B 余り
(どこかの記事から借用した調整ですが、参考元を忘れました)
基本選出の詰めの駒その1
相手のダイマックスへの切り返しが主な役割。
構築単位でミミッキュがやや重く、アッキミミッキュミラーで負けることが多いため、Sラインに関しては検討の余地があるが、皮ダメ+陽気ウーラオスの攻撃くらいだったら耐えてくれるレベルの物理耐久はある。
技構成は、最大打点の「じゃれつく」、先制技の「かげうち」、足りない火力を補う「剣の舞」は確定。残り1枠は、後述のエースバーンが飛び膝蹴りを所持していないこともあり、ポリゴン2などを意識して「ドレインパンチ」を採用した。Sが高くないため、「ゴーストダイブ」では相手にダイウォールされてしまい、ダメージを稼ぎにくく、「シャドークロー」は打ちたい相手が少なかったのでそれぞれ不採用。
カイリューが見えたらできるだけ選出していた。
ヒードランが刺さっていないときにダイマックスを切ることもあった。
無難に強い。
エースバーン@気合の襷 (キョダイマックス個体)
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155-184(252+)-95-x-96(4)-171(252)
技構成:火炎ボール / 思念の頭突き / カウンター / 不意打ち
調整意図:・AS振り切り ・DL対策のB<D
基本選出の詰めの駒その2
ミミッキュと同様、相手のダイマックスへの切り返しが主な役割。
技構成は、抜く理由がない「火炎ボール」、先制技の「不意打ち」は確定。
残り2つは、「火炎ボール」とあわせた技範囲が優秀で一応ドヒドイデへの打点となる「思念の頭突き」、物理アタッカーをごまかせて命中不安におびえずに済み、「ダイナックル」の媒体ともなれる「カウンター」とした。
先述の通り、ヒードランで「ダイバーン」を打った後に「火炎ボール」を打つ動きがシンプルながら強力だった。相手視点だと悠長していられないため、「カウンター」が通りやすくなった要因の一つかもしれない。
「カウンター」を採用していなかったらここまでの成績は残せていなかったと思う。あくまで体感だが、ウーラオスなどと比べてあまりカウンターのケアがされないように感じる。
カミツルギがそれほど多くなく、面倒に感じなかったので技のリーチが伸びるように意地っ張りで採用したが、構築単位で相手のエースバーンもやや重めなので、陽気での採用も視野に入る。
相手のエースバーンや速いランドロスの処理をこいつの「カウンター」にかなり依存していたので、エースバーンやランドロスが見えたらなるべく投げていた。
最初の2000チャレで火炎ボール当てたら勝ちってところで外して負けた張本人。
ただそれでも全体的に技は結構当ててくれていた。
カプ・レヒレ@こだわりスカーフ
性格:臆病
実数値:145-x-135-147(252)-151(4)-150(252+)
技構成:ムーンフォース / 波乗り / 冷凍ビーム / トリック
調整意図:・CS振り切り ・C169ウツロイドのヘドロウエーブ確定耐え
ヒードランとウオノラゴンが対面したときの引き先。ウーラオスにも比較的強く、構築単位で面倒なカバルドン+エースバーンをまとめて処理できるなど、痒い所に手が届くポケモンだった。
技構成と努力値はテンプレ。特に述べることはない。
初2000はこいつで決めた。
ゴリランダー@こだわりハチマキ (キョダイマックス個体)
性格:意地っ張り
実数値:177(12)-194(252+)-111(4)-x-113(180)-113(60)
技構成:ウッドハンマー / グラススライダー / 馬鹿力 / 叩き落とす
調整意図:・HP 16n+1・A特化 ・DL対策のB<D ・S 準速60属抜き
(どこかの記事から借用した調整ですが、参考元を忘れました)
役割対象は地面タイプ・水タイプ(ウオノラゴン・水ウーラオスなど)と低速サイクル。
技構成は、相手に最大限負荷をかけられる「ウッドハンマー」、インチキ火力の先制技「グラススライダー」、ナットレイへの打点となる「馬鹿力」、相手の型判別もできて何かと便利な「叩き落とす」の4つ。「叩き落とす」を「10万馬力」にするのもアリ。
状況に応じて相手のサイクルに負荷をかける動きと、スイーパーになる動きの2つができる器用なポケモンだった。
ボルトロス@ラムのみ
性格:臆病
実数値:154-x-90-197(252)-100-168(252+)
技構成:10万ボルト / 気合玉 / 草結び / 悪巧み
調整意図:CS振り切り 努力値4振り忘れ。
最後に入ってきたポケモン。受け回しやカバラグ展開を意識したラムのみ持ち。
技構成は、安定したタイプ一致打点の「10万ボルト」、ポリゴン2やバンギラスに打つ「気合玉」、地面タイプへの打点となる「草結び」、相手のサイクルを崩すための「悪巧み」の4つで完結していた。
トレースポリゴン2に気合玉運ゲをしないといけないのがよろしくない・耐久がもう少し欲しいなど多少の不満はあるが、期待していた対受け回し・ドヒドイデ入りについてはまずまずだったので構築の最後の穴埋めとしては間違っていなかったと思う。
地面の一貫を切れたことで、少しヒードランの立ち回りが楽になったような気もする。
-
選出
・基本選出
初手ヒードランのダイマックスで荒らし、裏の2匹で詰め切る。迷ったらこれ。半分以上はこの選出。
・対ウオノラゴン入り
ヒードラン+(エースバーンorミミッキュ)+(カプ・レヒレorゴリランダー)
3体目はレヒレにすることがやや多め。
初手にウオノラゴンが来なかったら、先にダイスチルまたはダイバーンを展開するか、ウオノラゴン後出しにダイアタックを合わせる。
初手にウオノラゴンが来たらカプ・レヒレorゴリランダーに下げる。次のターン相手は引いてくるので、そのタイミングでヒードランを投げて先にダイバーンやダイスチルを展開するか、ウオノラゴンバックにダイアタックを合わせる。
・対ポリドヒド
ヒードランで荒らせるだけ荒らす。ドヒドイデを安定して削れるのがボルトロスだけなので、ボルトロスは大事に扱う。残り1枠は相手のダイマックスを切り返せ、ダイマックスを切ればドヒドイデに抗えるエースバーンが多め
…という方針をとっていたが、今振り返るとドヒドイデが初手に来る確率が高かったのでボルトロスから入るべきだった。
・対受け回し
ボルトロス+(エースバーン、ゴリランダー、ミミッキュ、カプ・レヒレから2)
ボルトロスを通すことを意識。ボルトロスでは特殊受けがやや不安なのでそこに対処できる駒は連れていく。カプ・レヒレのトリックで崩すか、エースバーンの「ダイサイコ」を絡めて崩したい。
-
重いポケモン
自分のプレイングにも問題があると思うが、ボルトロスの選出が強制されるのでかなりつらい
・エースバーン以外の炎タイプ全般
基本選出の3匹+ゴリランダーが炎タイプに大きな打点を持たないのでしんどい。
上から殴れる駒がいないのできつい。水ウーラオスのおかげか終盤絶滅してたので助かった。
・スカーフ水ウーラオス
ゴリランダーorカプ・レヒレを大事にしないと、雨降らされて水流連打打たれてるだけで崩壊しかねない。一応立ち回りで何とかなる範囲ではある。
-
結果
TNポッター 最終165位 レート2002
-
終わりに
対戦自体は7世代から触っていましたが、本格的に対戦をやるようになったのは昨年の11月からで、半年で目標だったレート2000を達成できて非常にうれしいです。こんなに早く達成できるとは思っていませんでした。噛み合いも運もよい流れが来てくれたと思います。
とにかく2000で保存したかったのと疲れが来ていたので6時ごろに撤退したのですが、来期以降はより高みを目指せたらいいなーと考えています。
Special Thanks
いつも遊んでくださる皆さん
TwitterのFFの皆さん
長い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。不明点や質問などありましたら、コメントかTwitter(@bluewhale_1998)までお気軽にお願いします。